2024/01/25 08:57
米国株大引け概況(詳報): ダウ続落、S&P500とナスダックは5日続伸
24日のNY株式市場は、ハイテク株が買われつつも利食い売りに押される展開。主要指標のダウ平均が前日比99.06ドル(0.26%)安の3万7806.39ドルと続落する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数は55.98ポイント(0.36%)高の1万5481.92ポイントと5日続伸で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、3.95ポイント(0.08%)高の4868.55ポイントと5日続伸で終了。連日で過去最高値を切り上げている。
前日引け後に発表したネット動画配信大手ネットフリックス(@NFLX/U)の好決算でハイテク株の上げが目立った。加入者数の急増で同社株は10.70%高と急騰している。ただ、金利上昇で主要株価指数は朝高後に上げ幅を縮小(ダウ平均はマイナス圏に転落)。S&Pグローバルが発表した1月PMIが52.3(前月比↑1.4ポイント)と堅調だったほか、5年債の入札が不調に終わるなか、長期金利を代表する10年債利回りは4.18%(↑0.05ポイント)に上昇した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち4業種が上昇。エネルギーや金融のほか、大型ハイテク株を含むコミュニケーション、情報技術といったセクターが買われた。前述したネットフリックスのほか、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が1.43%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.49%高、アドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が5.86%高、半導体装置大手のアプライド・マテリアルズ(@AMAT/U)が4.24%高と値を上げている(SOX指数は1.54%高)。半導体の決算絡みでは、失望決算でアナログ半導体のテキサス・インスツルメンツ(@TXN/U)が2.45%安と値を下げたものの、半導体装置大手の蘭ASMLホールディング(@ASML/U)が好決算で8.85%高と急伸した。
一方、素材のほか、ディフェンシブな公益や生活必需品など7業種は軒並み下落。決算・ガイダンスへの失望感で、通信キャリア大手のAT&T(@T/U)が2.97%安、化学大手のデュポン・ド・ヌムール(@DD/U)が14.04%安、日用品大手のキンバリー・クラーク(@KMB/U)が5.53%安と下げが目立った。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日引け後に発表したネット動画配信大手ネットフリックス(@NFLX/U)の好決算でハイテク株の上げが目立った。加入者数の急増で同社株は10.70%高と急騰している。ただ、金利上昇で主要株価指数は朝高後に上げ幅を縮小(ダウ平均はマイナス圏に転落)。S&Pグローバルが発表した1月PMIが52.3(前月比↑1.4ポイント)と堅調だったほか、5年債の入札が不調に終わるなか、長期金利を代表する10年債利回りは4.18%(↑0.05ポイント)に上昇した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち4業種が上昇。エネルギーや金融のほか、大型ハイテク株を含むコミュニケーション、情報技術といったセクターが買われた。前述したネットフリックスのほか、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が1.43%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.49%高、アドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が5.86%高、半導体装置大手のアプライド・マテリアルズ(@AMAT/U)が4.24%高と値を上げている(SOX指数は1.54%高)。半導体の決算絡みでは、失望決算でアナログ半導体のテキサス・インスツルメンツ(@TXN/U)が2.45%安と値を下げたものの、半導体装置大手の蘭ASMLホールディング(@ASML/U)が好決算で8.85%高と急伸した。
一方、素材のほか、ディフェンシブな公益や生活必需品など7業種は軒並み下落。決算・ガイダンスへの失望感で、通信キャリア大手のAT&T(@T/U)が2.97%安、化学大手のデュポン・ド・ヌムール(@DD/U)が14.04%安、日用品大手のキンバリー・クラーク(@KMB/U)が5.53%安と下げが目立った。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。