2023/12/25 08:48
米国株大引け概況(詳報): 小動き、ダウは小反落
先週末22日のNY株式市場は、前日終値を挟んでもみ合う展開。主要指標のダウ平均が前日比18.38ドル(0.05%)安の3万7385.97ドルと小反落する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が29.10ポイント(0.19%)高の1万4992.97ポイントと続伸して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、7.88ポイント(0.17%)高の4754.63ポイントと続伸で引けている。主要3指数が8週連続で上昇を継続した格好だ。
クリスマス連休を控え、全体的に小動きだったが、インフレ統計の減速を受けてやや強含んだ。米連邦準備制度理事会(FRB)が注視する11月個人消費支出(PCE)では、価格指数とコア価格指数が予想以上に鈍化。早期利下げや「ソフトランディング」への期待が引き続き強まっている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が上昇(一般消費財のみ下落)。上昇率はすべて0.7%未満にとどまったが、生活必需品やヘルスケア、公益などディフェンシブセクターのほか、素材、資本財など景気敏感セクターが強含んだ。小売大手のウォルマート(@WMT/U)が1.20%高、製薬大手のアッヴィ(@ABBV/U)が1.54%高、電力大手のデュークエナジー(@DUK/U)が0.52%高、産金大手のニューモント(@NEM/U)が1.52%高、農機大手のディア(@DE/U)が0.89%高と値を上げている。
他の個別動向では、スポーツ用品大手のナイキ(@NKE/U)が11.83%安と急落。前日引け後に発表した第2四半期(9〜11月)決算で売上高が下振れ、通期の売上高ガイダンスを下方修正したことが嫌気された。
なお、週明け25日は「クリスマス」で休場となる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
クリスマス連休を控え、全体的に小動きだったが、インフレ統計の減速を受けてやや強含んだ。米連邦準備制度理事会(FRB)が注視する11月個人消費支出(PCE)では、価格指数とコア価格指数が予想以上に鈍化。早期利下げや「ソフトランディング」への期待が引き続き強まっている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が上昇(一般消費財のみ下落)。上昇率はすべて0.7%未満にとどまったが、生活必需品やヘルスケア、公益などディフェンシブセクターのほか、素材、資本財など景気敏感セクターが強含んだ。小売大手のウォルマート(@WMT/U)が1.20%高、製薬大手のアッヴィ(@ABBV/U)が1.54%高、電力大手のデュークエナジー(@DUK/U)が0.52%高、産金大手のニューモント(@NEM/U)が1.52%高、農機大手のディア(@DE/U)が0.89%高と値を上げている。
他の個別動向では、スポーツ用品大手のナイキ(@NKE/U)が11.83%安と急落。前日引け後に発表した第2四半期(9〜11月)決算で売上高が下振れ、通期の売上高ガイダンスを下方修正したことが嫌気された。
なお、週明け25日は「クリスマス」で休場となる。
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