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2024/06/26 09:28

6月の消費者信頼感指数は100.4に小幅下落、市場予想をやや上回る 無料記事

 非営利民間調査団体の米コンファレンス・ボードは25日、6月の消費者信頼感指数(CCI)を発表し、前月改定値(101.3)を0.9ポイント下回る100.4に低下したことを明らかにした。市場予想(約100)はやや上回る水準。5月分については「102.0」→「101.3」にやや下方修正している。同統計の締切日は、6月19日に設定されていた。
 6月の内訳は、現況指数が141.5(前月改定値:140.8)に上向く一方、期待指数が73.0(前月改定値:74.9)に下落している。
 チーフエコノミストのダナ・ピーターソン氏は今回の結果について、「信頼感は6月に低下したが、現在の労働市場の見通しの堅調さが将来に対する懸念を上回ったため、過去2年と同じ狭いレンジ内にとどまった」とコメントした。ただ「労働市場が弱くなった場合は、時間が経つにつれて信頼感が弱まる可能性がある」とも分析している。
 コンファレンス・ボードのCCIは、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。調査を開始した1985年のデータを100としている。消費者約5000人に対するアンケート調査を基に算出され、現況指数が40%、期待指数が60%の比率で構成されている。


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