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2024/06/25 10:08

需要減の懸念でレスメド11%安、睡眠時無呼吸症候群に減量薬が有効 無料記事

 週明け24日のNY市場では、睡眠時無呼吸症候群関連の呼吸器などを手がけるレスメド(@RMD/U)が前営業日比11.48%安の182.20ドルと急落して取引を終えた。米国で流行している減量薬によって、同社製品の需要が減少するとの懸念が浮上したことが嫌気された格好だ。
 医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)は21日、減量薬「チルゼパチド(tirzepatide)」が閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の重症度を軽減することを示す臨床データを発表した。同データによると、「チルゼパチド」はOSAの重症度を最大62.8%減少させ、臨床試験参加者の最大51.5%が疾患消失の基準を満たしているという。イーライ・リリーは同結果を基に、米食品医薬品局(FDA)や海外規制当局に「チルゼパチド」をOSA治療薬として申請する構えだ。
 イーライ・リリーは今年4月半ば、「『チルゼパチド』が睡眠時無呼吸症候群の治療薬になる可能性がある」と表明済み。この時もレスメドの株価は5.97%下落していた。


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