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2024/09/18 09:35

8月の鉱工業生産指数は0.8%上昇、市場予想を上回る 無料記事

 米連邦準備制度理事会(FRB)は17日、8月の鉱工業生産指数(Industrial Production index、2012年=100)を発表し、季節調整後で前月を0.8%上回る103.1に上昇したことを明らかにした。市場予想(約0.2%上昇)を上回っている。前年同月比ではほぼ横ばいだった。
 主要産業グループ別では、公益事業指数が105.3が横ばいだったが、製造業指数が99.6(前月比↑0.9%)、鉱業指数が120.1(前月比↑0.8%)とそろって上向いた。
 鉱工業全体の設備稼働率は78.0%(↑0.6ポイント)に上昇。主要産業グループ別の設備稼働率は、公益事業が70.5%(↓0.2ポイント)に下げたものの、製造業が77.2%(↑0.6ポイント)、鉱業が90.0%(↑0.8ポイント)に上向いた。
 毎月12営業日前後に発表されるこの統計は、鉱業と製造業、公益事業(ガス、電力)の生産動向を指標化したもの。農業やサービス業は含まれない。総合指数のほか、産業別やマーケット別に細かいデータが公表されるため、個別の生産動向を知ることができる。マーケット別では、消費財(耐久財と非耐久財)、設備(ビジネス向け、防衛・宇宙関連)、非工業製品(建設、他のビジネス)、工業材料(エネルギー、非エネルギー)などに分けられている。


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