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2024/02/08 08:50

米国株大引け概況(詳報): 続伸、S&P500は「5000」の大台に近づく 無料記事

 7日のNY株式市場は、好調な決算発表が続くなかで買いが続く展開。主要指標のダウ平均が前日比156.00ドル(0.40%)高の3万8677.36ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が147.64ポイント(0.95%)高の1万5756.64ポイントとそろって続伸して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、40.83ポイント(0.82%)高の4995.06ポイントと続伸して終了。一時4999.89ポイントまで上昇し、「5000ポイント」の大台に接近した。ダウ平均とS&P500は過去最高値を切り上げている。
 寄り前までに発表された主要企業の決算内容は、総じて良好。過剰在庫が底に近づいていることを示唆した太陽光発電向けマイクロインバーターを手掛けるエンフェーズ・エナジー(@ENPH/U)が16.91%高と急伸したほか、自動車大手のフォード・モーター(@F/U)が6.05%高、ファストフードチェーン大手のチポトレ・メキシカン・グリル(@CMG/U)が7.21%高と値を上げた。高金利にもかかわらず、米企業や米経済が堅調に推移していることが相場の追い風となった。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が軒並み上昇。なかでも大型ハイテク株を含む情報技術、一般消費財、コミュニケーションの3セクターで上げが目立った。IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が2.11%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.75%高、通信半導体大手のブロードコム(@AVGO/U)が2.81%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が1.34%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が3.27%高と値を上げている。


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