2024/02/28 09:41
2月の消費者信頼感指数は106.7に低下、市場予想を下回る
非営利民間調査団体の米コンファレンス・ボードは27日、2月の消費者信頼感指数(CCI)を発表し、前月改定値(110.9)を4.2ポイント下回る106.7に低下したことを明らかにした。市場予想(約115)を下回っている。1月分については「114.8」→「110.9」に下方修正した。同統計の締切日は、2月19日に設定されていた。
2月の内訳は、現況指数が147.2(前月改定値:154.9)、期待指数が79.8(前月改定値:81.5)に低下している。
チーフエコノミストのダナ・ピーターソン氏は今回の結果について、「米経済に対する根強い不透明感を反映し、2月の消費者信頼感は4カ月ぶりに低下した」とコメントした。「信頼感の低下は広範囲に上り、世帯収入が1万5000ドル未満の世帯と12万5000ドルを超える世帯を除く全ての所得層に影響があった」と中所得層に打撃があった点を説明している。「食品やガソリンのインフレに対する懸念が薄れているものの、労働市場や米政治環境に対する懸念が深まった」という。
コンファレンス・ボードのCCIは、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。調査を開始した1985年のデータを100としている。消費者約5000人に対するアンケート調査を基に算出され、現況指数が40%、期待指数が60%の比率で構成されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
2月の内訳は、現況指数が147.2(前月改定値:154.9)、期待指数が79.8(前月改定値:81.5)に低下している。
チーフエコノミストのダナ・ピーターソン氏は今回の結果について、「米経済に対する根強い不透明感を反映し、2月の消費者信頼感は4カ月ぶりに低下した」とコメントした。「信頼感の低下は広範囲に上り、世帯収入が1万5000ドル未満の世帯と12万5000ドルを超える世帯を除く全ての所得層に影響があった」と中所得層に打撃があった点を説明している。「食品やガソリンのインフレに対する懸念が薄れているものの、労働市場や米政治環境に対する懸念が深まった」という。
コンファレンス・ボードのCCIは、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。調査を開始した1985年のデータを100としている。消費者約5000人に対するアンケート調査を基に算出され、現況指数が40%、期待指数が60%の比率で構成されている。
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