2024/08/29 09:21
エヌビディアの2Qは上振れ、500億ドルの自社株買い計画も発表
GPU大手のエヌビディア(@NVDA/UA)は第2四半期(5〜7月)決算を発表し、売上高が前年同期比122.40%増の300億4000万ドル、純利益が同168.24%増の165億9900万ドルに膨らんだことを明らかにした。特殊要因を除いた調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は2.51倍の0.68ドル。売上高、同EPSともに市場予想(それぞれ約288億5700万ドル、約0.65ドル)を上回った。
事業別の売上高は、主力のデータセンター向けが154%増の262億7200万ドルと急成長したほか(前期比で16%増)、ゲーム向けが16%増の28億8000万ドル、プロ用ビジュアライゼーションが20%増の4億5400万ドル、車載向けが37%増の3億4600万ドルに拡大している。なお、データセンター向けのうち、ネットワーキング製品が114%増の36億6800万ドルに膨らんだ。
マージンも改善。全体の粗利益率が70.1→75.1%(↑5.0ポイント)、調整後・粗利益率(非GAAP)が71.2→75.7%(↑4.5ポイント)に上昇した。ただ、前四半期比ではそれぞれ3.3ポイント、3.2ポイントずつ低下している。
会社側は第3四半期(8〜10月)の業績について、売上高を325億ドル±2%、粗利益率を74.4%±0.5ポイント、調整後・粗利益率を75.0%±0.5ポイントと予想した(売上高の市場予想は約319億ドル)。通期の粗利益率については「70%台半ば」になると見込んだ。
このほか、新たに500億ドルの自社株買い計画を承認したと発表。従来枠が7月末時点で75億ドル残っていることも明らかにした。上半期には自社株買いと配当で計154億ドルを株主還元したことも説明している。
エヌビディア株は28日引け後、終値比で約7%下落している(日本時間9時28分現在)。通常取引では前日比2.10%安の125.61ドルで取引を終えていた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
事業別の売上高は、主力のデータセンター向けが154%増の262億7200万ドルと急成長したほか(前期比で16%増)、ゲーム向けが16%増の28億8000万ドル、プロ用ビジュアライゼーションが20%増の4億5400万ドル、車載向けが37%増の3億4600万ドルに拡大している。なお、データセンター向けのうち、ネットワーキング製品が114%増の36億6800万ドルに膨らんだ。
マージンも改善。全体の粗利益率が70.1→75.1%(↑5.0ポイント)、調整後・粗利益率(非GAAP)が71.2→75.7%(↑4.5ポイント)に上昇した。ただ、前四半期比ではそれぞれ3.3ポイント、3.2ポイントずつ低下している。
会社側は第3四半期(8〜10月)の業績について、売上高を325億ドル±2%、粗利益率を74.4%±0.5ポイント、調整後・粗利益率を75.0%±0.5ポイントと予想した(売上高の市場予想は約319億ドル)。通期の粗利益率については「70%台半ば」になると見込んだ。
このほか、新たに500億ドルの自社株買い計画を承認したと発表。従来枠が7月末時点で75億ドル残っていることも明らかにした。上半期には自社株買いと配当で計154億ドルを株主還元したことも説明している。
エヌビディア株は28日引け後、終値比で約7%下落している(日本時間9時28分現在)。通常取引では前日比2.10%安の125.61ドルで取引を終えていた。
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