2024/04/18 09:42
ユナイテッド航空17%高、1Q決算や2Q利益見通しの上振れで
17日のNY株式市場では、空運大手のユナイテッド・エアラインズ(ユナイテッド航空、@UAL/U)が前日比17.45%高の48.74ドルと急伸して取引を終えた。直近の好決算がポジティブ材料視された格好。同業のアメリカン・エアラインズ(@AAL/U)やデルタ・エア・ラインズ(@DAL/U)もそれぞれ6.60%、2.86%ずつ連れ高した。
前日引け後に発表されたユナイテッド航空の第1四半期(1〜3月)決算は、売上高が前年同期比9.71%増の125億3900万ドルに伸びるなか、純損失が1億2400万ドルに縮小するという結果で、売上高、調整後・希薄化後EPS(非GAAP、マイナス0.15ドル)ともに市場予想(それぞれ約124億4400万ドル、約マイナス0.57ドル)を上回る。
ボーイング(@BA/U)製「737MAX-9」型全79機の運航停止の影響で約2億ドルの悪影響が出たことが利益面の足かせだが、会社側は「この影響がなければ、当四半期は黒字を計上できたはず」と説明した。また、同損害についてボーイング社から補償金を受け取ることも明らかにしている。
ガイダンスも良好。会社側は第2四半期(4〜6月)の調整後・希薄化後EPS(非GAAP)を「3.75〜4.25ドル」と予想し、市場予想(約3.73ドル)を上回った。通期利益ガイダンスは従来予想(同EPSで「9.00〜11.00ドル」)を据え置いている。マイケル・レスキネン最高財務責任者は電話会議で、ボーイング機の納入遅延で発生する人員過剰などによる運航コストの増大について「こうしたコストをできる限り削減するために熱心に取り組んでいる」とコメントした。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日引け後に発表されたユナイテッド航空の第1四半期(1〜3月)決算は、売上高が前年同期比9.71%増の125億3900万ドルに伸びるなか、純損失が1億2400万ドルに縮小するという結果で、売上高、調整後・希薄化後EPS(非GAAP、マイナス0.15ドル)ともに市場予想(それぞれ約124億4400万ドル、約マイナス0.57ドル)を上回る。
ボーイング(@BA/U)製「737MAX-9」型全79機の運航停止の影響で約2億ドルの悪影響が出たことが利益面の足かせだが、会社側は「この影響がなければ、当四半期は黒字を計上できたはず」と説明した。また、同損害についてボーイング社から補償金を受け取ることも明らかにしている。
ガイダンスも良好。会社側は第2四半期(4〜6月)の調整後・希薄化後EPS(非GAAP)を「3.75〜4.25ドル」と予想し、市場予想(約3.73ドル)を上回った。通期利益ガイダンスは従来予想(同EPSで「9.00〜11.00ドル」)を据え置いている。マイケル・レスキネン最高財務責任者は電話会議で、ボーイング機の納入遅延で発生する人員過剰などによる運航コストの増大について「こうしたコストをできる限り削減するために熱心に取り組んでいる」とコメントした。
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