2023/12/13 09:06
11月のCPIが前月比0.1%上昇でやや上振れ、前年比では3.1%上昇
米労働省労働統計局は12日、11月の消費者物価指数(CPI、1982〜84年=100とする)を発表し、季節調整後ベースで前月比0.1%上昇したことを明らかにした。市場予想(↑ほぼ横ばい)をやや上回っている。ただ、前年同月比では3.1%上昇にとどまり(10月:↑3.2%)、市場予想(↑約3.1%)に一致した。
項目別では、食品が0.2%上昇する半面、エネルギーが2.3%低下した(ガソリンと燃料油がそれぞれ6.0%、2.7%ずつ下落)。食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.3%上昇し、市場予想(↑約0.3%)に一致。前年同月比では4.0%上昇し(10月:↑4.0%)、こちらも市場予想(↑約4.0%)と同水準だった。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
項目別では、食品が0.2%上昇する半面、エネルギーが2.3%低下した(ガソリンと燃料油がそれぞれ6.0%、2.7%ずつ下落)。食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.3%上昇し、市場予想(↑約0.3%)に一致。前年同月比では4.0%上昇し(10月:↑4.0%)、こちらも市場予想(↑約4.0%)と同水準だった。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
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