米労働省は3日、新規失業保険申請件数（季節調整済み）を発表し、6月29日までの1週間で23万8000件（前週改定値比↑4000件）に増えたことを明らかにした。市場予想（約23万5000件）を上回り、労働市場がやや悪化しつつあることを示した格好。週ごとの変動をならした4週移動平均値は、前週改定値を2250件上回る23万8500件に増えた。
　2週以上受給した継続受給者数は、6月22日時点で185万8000件（前週改定値比↑2万6000件）に増加。市場予想（約184万件）を上回り、2021年11月27日（187万8000件）以来の高水準となった。


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