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2025/02/05 10:00 NEW!!

24年12月のJOLT求人件数が760万件で下振れ、3カ月ぶりに減少 無料記事

 米労働省は7日、2024年12月の雇用動態調査(JOLTS)を発表し、同求人件数が760万件(前月比↓55万6000件)に減少したことを明らかにした(11月分は809万8000件→815万6000件に上方修正)。市場予想(約800万件)を下回っている。10〜11月にいったん増加傾向に転じていたが、改めて減少基調に戻った格好だ。
 先月初めに発表された12月雇用統計によると、同月の失業者数は688万6000人に上った(失業率は4.1%)。1人の失業者に対し、1.10件の職がある計算。11月の1.13件と比べてやや減っている。
 雇用動態調査(JOLTS:JOB OPENINGS & LABOR TURNOVER)は月次ベースで、商業、工業、オフィスの求人情報を掲載(同求人件数には、同月の最終営業日時点で埋まっていない全求人が含まれる)。全米50州・コロンビア特別区の米国企業約1万6000社を調査対象としている。雇用統計が労働市場の供給動向を示す一方、JOLTSは労働市場の需要動向を表す。


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