2025/04/23 08:57 NEW!!
米国株大引け概況(詳報): 急反発、米中摩擦の緩和に期待感 
22日のNY株式市場は、前日の急落を受けて押し目買いが入る展開。主要指標のダウ平均が前日比1016.57ドル(2.66%)高の3万9186.98ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が429.52ポイント(2.71%)高の1万6300.42ポイントとそろって反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も買われ、129.56ポイント(2.51%)高の5287.76ポイントと反発で引けている。
寄り付きが高く始まった後、昼過ぎにベッセント財務長官が「米中貿易戦争が非常に近い将来、緩和されていくだろう」との見通しを示したことが相場の支援材料となった。まだ米中間で交渉が始まっていない上、発言の中身は特に無いが、市場では貿易摩擦への過度な懸念がやや後退する形となっている。長期金利を代表する10年債利回りは4.40%(↓0.01ポイント)とほぼ横ばいだが、市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は30.57(↓3.25)に低下した。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。金融(↑3%超)、一般消費財(↑3%超)、コミュニケーション(↑3%弱)、公益(↑3%弱)、エネルギー(↑3%弱)など幅広いセクターが買われた。引け後の決算発表を控えた電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.60%高と反発ほか、先週好決算を発表したネットフリックス(@NFLX/U)が5.31%上昇している。また、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.50%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が3.22%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が3.41%高、クレジットカード大手のビザ(@V/U)が3.53%高、金融大手のゴールドマン・サックス(@GS/U)が3.72%高と買われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
寄り付きが高く始まった後、昼過ぎにベッセント財務長官が「米中貿易戦争が非常に近い将来、緩和されていくだろう」との見通しを示したことが相場の支援材料となった。まだ米中間で交渉が始まっていない上、発言の中身は特に無いが、市場では貿易摩擦への過度な懸念がやや後退する形となっている。長期金利を代表する10年債利回りは4.40%(↓0.01ポイント)とほぼ横ばいだが、市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は30.57(↓3.25)に低下した。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。金融(↑3%超)、一般消費財(↑3%超)、コミュニケーション(↑3%弱)、公益(↑3%弱)、エネルギー(↑3%弱)など幅広いセクターが買われた。引け後の決算発表を控えた電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.60%高と反発ほか、先週好決算を発表したネットフリックス(@NFLX/U)が5.31%上昇している。また、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.50%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が3.22%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が3.41%高、クレジットカード大手のビザ(@V/U)が3.53%高、金融大手のゴールドマン・サックス(@GS/U)が3.72%高と買われた。
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