2025/05/15 09:00
米国株大引け概況(詳報): まちまち、S&P500は小幅高 
14日のNY株式市場は、セクターごとに売り買いまちまちな展開。主要指標のダウ平均が前日比89.37ドル(0.21%)安の4万2051.06ドルと小幅に続落する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が136.73ポイント(0.72%)高の1万9146.81ポイントと6日続伸で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、6.03ポイント(0.10%)高の5892.58ポイントと小幅ながら3日続伸で引けている。
大型ハイテク株や半導体銘柄、グロース株などへの買いが続く一方、「短期的には買われすぎ」との見方も浮上。寄り付きの水準からもみ合う動きとなった。米中貿易戦争の懸念が和らぐなか、債券売りが続き、長期金利を代表する10年債利回りは4.54%(↑0.07ポイント)と上昇基調が続いている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち3業種が上昇。大型ハイテク株を含むコミュニケーション、情報技術、一般消費財が買われた。中東でのAI投資拡大を追い風に、AI関連銘柄の物色は継続。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が4.16%高、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が4.68%高、サーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューター(@SMCI/U)が15.71%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が3.68%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.07%高と値を上げている。
一方、ヘルスケア(↓2%超)や素材、公益など8業種は軒並み下落。ハイテク銘柄に買いが集まる一方で、ディフェンシブ株や景気敏感株はやや軟調な流れとなった。ヘルスケア銘柄の下げが特に目立ち、医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が4.09%安、アッヴィ(@ABBV/U)が5.62%安、総合ライフサイエンス企業のサーモ・フィッシャー・サイエンティフィック(@TMO/U)が5.34%安と売り込まれている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
大型ハイテク株や半導体銘柄、グロース株などへの買いが続く一方、「短期的には買われすぎ」との見方も浮上。寄り付きの水準からもみ合う動きとなった。米中貿易戦争の懸念が和らぐなか、債券売りが続き、長期金利を代表する10年債利回りは4.54%(↑0.07ポイント)と上昇基調が続いている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち3業種が上昇。大型ハイテク株を含むコミュニケーション、情報技術、一般消費財が買われた。中東でのAI投資拡大を追い風に、AI関連銘柄の物色は継続。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が4.16%高、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が4.68%高、サーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューター(@SMCI/U)が15.71%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が3.68%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.07%高と値を上げている。
一方、ヘルスケア(↓2%超)や素材、公益など8業種は軒並み下落。ハイテク銘柄に買いが集まる一方で、ディフェンシブ株や景気敏感株はやや軟調な流れとなった。ヘルスケア銘柄の下げが特に目立ち、医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が4.09%安、アッヴィ(@ABBV/U)が5.62%安、総合ライフサイエンス企業のサーモ・フィッシャー・サイエンティフィック(@TMO/U)が5.34%安と売り込まれている。
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