2025/06/06 09:04
米国株大引け概況(詳報): 下落、トランプ氏とマスク氏の関係悪化でテスラ安い 
5日のNY株式市場は、総じてやや弱含む展開。主要指標のダウ平均が前日比108.00ドル(0.25%)安の4万2319.74ドルと続落し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が162.04ポイント(0.83%)安の1万9298.45ポイントと反落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、31.51ポイント(0.53%)安の5939.30ポイントと反落で引けている。
トランプ大統領が中国の習近平・国家主席と電話会談したと伝わるなか、寄り付きはプラス圏で始まったものの、午後にかけて相場が軟調に転じた。S&P500指数の「6000ポイント」の壁が厚かった格好。米国債も売られ、長期金利を代表する10年債利回りは4.39%(↑0.03ポイント)に上昇した。市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)も18.48(↑0.87)とやや上昇している。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が下落(コミュニケーションのみ上昇)。一般消費財(↓2%超)や生活必需品(↓1%超)の一部銘柄で下げが目立った。イーロン・マスク氏とトランプ大統領の関係悪化が報じられるなかで電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が14.26%安と急落したほか、会員制・倉庫型店舗販売大手のコストコ・ホールセール(@COST/U)が3.89%安、日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(@PG/U)が1.90%安、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が1.40%安と値を下げている。
一部半導体銘柄もやや軟調。引け後の決算発表を控えたブロードコム(@AVGO/U)が0.44%安と弱含んだほか、エヌビディア(@NVDA/U)が1.36%安、アドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が2.44%安と値を下げた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
トランプ大統領が中国の習近平・国家主席と電話会談したと伝わるなか、寄り付きはプラス圏で始まったものの、午後にかけて相場が軟調に転じた。S&P500指数の「6000ポイント」の壁が厚かった格好。米国債も売られ、長期金利を代表する10年債利回りは4.39%(↑0.03ポイント)に上昇した。市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)も18.48(↑0.87)とやや上昇している。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が下落(コミュニケーションのみ上昇)。一般消費財(↓2%超)や生活必需品(↓1%超)の一部銘柄で下げが目立った。イーロン・マスク氏とトランプ大統領の関係悪化が報じられるなかで電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が14.26%安と急落したほか、会員制・倉庫型店舗販売大手のコストコ・ホールセール(@COST/U)が3.89%安、日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(@PG/U)が1.90%安、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が1.40%安と値を下げている。
一部半導体銘柄もやや軟調。引け後の決算発表を控えたブロードコム(@AVGO/U)が0.44%安と弱含んだほか、エヌビディア(@NVDA/U)が1.36%安、アドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が2.44%安と値を下げた。
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