24日のNY株式市場は、薄商いながら買いが続く展開。主要指標のダウ平均が前日比390.08ドル（0.91％）高の4万3297.03ドルと4日続伸し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が266.25ポイント（1.35％）高の2万31.13ポイントと3日続伸で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、65.97ポイント（1.10％）高の6040.04ポイントと3日続伸で引けている。
　クリスマスイブで午後1時までの「短縮取引」だったが、連日の騰勢が続いた（25日はクリスマスで休場）。「サンタクロース・ラリー（年内最後の5営業日と1月最初の2営業日）」期間の初日ということもあり、楽観的なムードが漂っている。米国債は小動きだったが、市場心理を示すVIX指数（恐怖指数）は14.27(↓2.51)と連日で低下。ハイテク株を中心に幅広く買いが入った。
　セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が上昇（素材のみ下落）。大型ハイテク株を含む情報技術、コミュニケーションのほか、金融、生活必需品などのセクターが買われた。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が7.36％高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.77％高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.15％高、半導体大手のブロードコム(@AVGO/U)が3.25％高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が1.32％高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が2.42％高と値を上げている。


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