2025/05/23 08:59
米国株大引け概況(詳報): ほぼ横ばい、大型ハイテク株は堅調 
22日のNY株式市場は、前日終値を挟んでもみ合う展開。主要指標のダウ平均が前日比1.35ドル(0.00%)安の4万1859.09ドルと小幅に3日続落する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が53.09ポイント(0.28%)高の1万8925.73ポイントと反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、2.60ポイント(0.04%)安の5,842.01ポイントと小幅に3日下落で引けている。
金利の上昇基調が一服気味。税制法案が下院を通過したことで、米国債に対する反射的な売りで始まったが、押し目買いが入るなか利回りが低下に転じたことが相場の支援材料となった。財政悪化に対する警戒感がくすぶるものの、長期金利を代表する10年債利回りは4.53%(↓0.07ポイント)に低下している(一時は4.62%まで上昇)。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が下落。ディフェンシブな公益やヘルスケア、生活必需品などのセクターが軟調だった。再生可能エネルギー大手のネクステラ・エナジー(@NEE/U)が6.43%安、医療保険大手のヒューマナ(@HUM/U)が7.58%安、ユナイテッドヘルス(@UNH/U)が2.08%安、日用品大手のケンビュー(@KVUE/U)が2.08%安と売られている。
一方、大型ハイテク株を含む一般消費財、コミュニケーション、情報技術など4業種は上昇。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が1.92%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が0.98%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.37%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.51%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が0.78%高と強含んだ。好決算だったスノーフレーク(@SNOW/U)は13.43%高と急伸している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
金利の上昇基調が一服気味。税制法案が下院を通過したことで、米国債に対する反射的な売りで始まったが、押し目買いが入るなか利回りが低下に転じたことが相場の支援材料となった。財政悪化に対する警戒感がくすぶるものの、長期金利を代表する10年債利回りは4.53%(↓0.07ポイント)に低下している(一時は4.62%まで上昇)。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が下落。ディフェンシブな公益やヘルスケア、生活必需品などのセクターが軟調だった。再生可能エネルギー大手のネクステラ・エナジー(@NEE/U)が6.43%安、医療保険大手のヒューマナ(@HUM/U)が7.58%安、ユナイテッドヘルス(@UNH/U)が2.08%安、日用品大手のケンビュー(@KVUE/U)が2.08%安と売られている。
一方、大型ハイテク株を含む一般消費財、コミュニケーション、情報技術など4業種は上昇。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が1.92%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が0.98%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.37%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.51%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が0.78%高と強含んだ。好決算だったスノーフレーク(@SNOW/U)は13.43%高と急伸している。
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