2025/12/18 08:35 NEW!!
米国株大引け概況(詳報): 下落、AI関連銘柄が安い 
17日のNY株式市場は、人工知能(AI)関連銘柄を中心に売られる展開。主要指標のダウ平均が前日比228.29ドル(0.47%)安の4万7885.97ドルと4日続落し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が418.14ポイント(1.81%)安の2万2693.32ポイントと反落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、78.83ポイント(1.16%)安の6721.43ポイントと4日続落で終了。50日移動平均線(6765ポイント)を下回っている。
業務用ソフト・クラウド大手オラクル(@ORCL/U)を巡る懸念が投資家心理を冷やす流れ。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が「オラクルがミシガン州で進めている100億ドル規模のデータセンター整備計画に関し、長年協力してきた資産運用大手のブルー・アウル・キャピタル(@OWL/U)が出資を見送った」と報じた。ハイパースケーラー全体のAIインフラ構築の遅延・中止を巡る懸念が高まるなか、AI関連銘柄の売りが目立っている。米国債はほぼ横ばいで、VIX指数(恐怖指数)は17.62(↑1.14)に上昇した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が下落。大型ハイテク株を含む情報技術(↓2%超)、コミュニケーション(↓2%弱)、一般消費財(↓1%超)のほか、資本財や公益など幅広いセクターが売られた。前述したオラクルが5.40%安と売り込まれたほか、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が3.81%安、半導体大手のブロードコム(@AVGO/U)が4.48%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が3.21%安、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.62%安と値を下げている。また、データセンター開発の遅延を巡る懸念を受け、発電設備大手のGEベルノバ(@GEV/U)や電力大手のコンステレーション・エナジー(@CEG/U)も、それぞれ10.50%、6.74%ずつ急落した。
一方、前日急落したエネルギー(↑2%超)のほか、素材や生活必需品など4業種は逆行高。石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が2.38%高、コノコフィリップス(@COP/U)が4.62%高、日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(@PG/U)が1.79%高、産金大手のニューモント(@NEM/U)が1.45%高と値を上げた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
業務用ソフト・クラウド大手オラクル(@ORCL/U)を巡る懸念が投資家心理を冷やす流れ。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が「オラクルがミシガン州で進めている100億ドル規模のデータセンター整備計画に関し、長年協力してきた資産運用大手のブルー・アウル・キャピタル(@OWL/U)が出資を見送った」と報じた。ハイパースケーラー全体のAIインフラ構築の遅延・中止を巡る懸念が高まるなか、AI関連銘柄の売りが目立っている。米国債はほぼ横ばいで、VIX指数(恐怖指数)は17.62(↑1.14)に上昇した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が下落。大型ハイテク株を含む情報技術(↓2%超)、コミュニケーション(↓2%弱)、一般消費財(↓1%超)のほか、資本財や公益など幅広いセクターが売られた。前述したオラクルが5.40%安と売り込まれたほか、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が3.81%安、半導体大手のブロードコム(@AVGO/U)が4.48%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が3.21%安、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.62%安と値を下げている。また、データセンター開発の遅延を巡る懸念を受け、発電設備大手のGEベルノバ(@GEV/U)や電力大手のコンステレーション・エナジー(@CEG/U)も、それぞれ10.50%、6.74%ずつ急落した。
一方、前日急落したエネルギー(↑2%超)のほか、素材や生活必需品など4業種は逆行高。石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が2.38%高、コノコフィリップス(@COP/U)が4.62%高、日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(@PG/U)が1.79%高、産金大手のニューモント(@NEM/U)が1.45%高と値を上げた。
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