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2024/12/06 09:56

ウーバー10%安、提携先ウェイモがマイアミで独自サービス開始 無料記事

 5日のNY株式市場では、配車サービス大手のウーバー・テクノロジーズ(@UBER/U)が前日比9.60%安の65.23ドル、同業のリフト(@LYFT/U)が10.09%安の15.50ドルと急落して取引を終えた。ロボタクシー事業によるタクシー業界の競争激化懸念が蒸し返されている。
 グーグル親会社アルファベット(@GOOGL/U)傘下のウェイモ(Waymo)は5日、フロリダ州マイアミ市で自社アプリ「ウェイモワン(Waymo One)」を通じて配車サービスを提供する計画を発表した。2025年初から同市で自動運転のテストを開始し、翌26年からロボタクシーサービスを提供すると明らかにしている。「ウェイモワン」のサービス地域は、既存のサンフランシスコ、ロサンゼルス、フェニックスに加え、25年にオースティンとアトランタに拡大する計画だが、さらにマイアミにも広がることになる。
 ウェイモの今回の動きは、同社が独自サービス展開を強化し、将来的にウーバー等と競合するとの懸念につながるもの。フェニックスで提携しているほか(ウェイモのロボットタクシーはウーバーアプリ、ウェイモワンアプリで利用可能)、オースティンとアトランタではウーバーアプリを通じてのみウェイモ車両が利用可能になる予定となっているが、他地域でも同様の流れになるとは限らないようだ。


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