2024/11/25 10:37 NEW!!
米国株週間相場見通し:もみ合いか
今週のNY株式市場は、マーケットの投資センチメントが良好な一方、インフレリスクなどが意識され始めるなかで方向感を欠く展開になりそうだ。
トランプ・トレードはまだ継続中。注目のエヌビディア決算では次四半期(24年11月 25年1月)の売上ガイダンスが375億米ドルと予想上限(410億米ドル)に届かず、一時大きく売り込まれる場面が見られたものの、最終的に切り返すなど地合いの強さを示している。米景気も底堅い。11月のS&Pサービス業PMIは57.0と市場予想の55.0を上回り、22年3月以来の高水準を記録した。
ただ、景気が想定以上に強い分、金融政策の先行きに不透明感が浮上し始めているのも事実。今週(28日)発表される10月の米個人支出(PCE)物価指数が前月を上回ることが予想される中(前年比+2.3%と前回の+2.1%から加速する見通し)、12月の利下げ確率が50%程度に低下している点には注意を要する。
今週はまた、28日が感謝祭で休場、翌29日も短縮取引になることから、投資家が積極スタンスを取りにくい状況でもある。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
トランプ・トレードはまだ継続中。注目のエヌビディア決算では次四半期(24年11月 25年1月)の売上ガイダンスが375億米ドルと予想上限(410億米ドル)に届かず、一時大きく売り込まれる場面が見られたものの、最終的に切り返すなど地合いの強さを示している。米景気も底堅い。11月のS&Pサービス業PMIは57.0と市場予想の55.0を上回り、22年3月以来の高水準を記録した。
ただ、景気が想定以上に強い分、金融政策の先行きに不透明感が浮上し始めているのも事実。今週(28日)発表される10月の米個人支出(PCE)物価指数が前月を上回ることが予想される中(前年比+2.3%と前回の+2.1%から加速する見通し)、12月の利下げ確率が50%程度に低下している点には注意を要する。
今週はまた、28日が感謝祭で休場、翌29日も短縮取引になることから、投資家が積極スタンスを取りにくい状況でもある。
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