2025/12/19 09:26 NEW!!
米国株大引け概況(詳報): 上昇、インフレが低下 
18日のNY株式市場は、インフレ低下と半導体大手の好決算で買われる展開。主要指標のダウ平均が前日比65.88ドル(0.14%)高の4万7951.85ドルと5日ぶりに反発し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が313.04ポイント(1.38%)高の2万3006.36ポイントと反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数は、53.33ポイント(0.79%)高の6774.76ポイントと5日ぶり反発で終了している。
18日に公表された11月の消費者物価指数(CPI)に関しては、上昇率が市場予想を下回り、7月以来の低水準となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重視する食品・エネルギー価格を除いたコアCPIの上昇率も予想を下回り、21年3月以来の低い伸びにとどまっている。市場関係者からは1月の追加利下げの可能性も指摘され、18日の米債券市場では長期金利の指標となる10年債利回りが低下に転じた(債券価格は上昇)。また、ダウ平均の構成銘柄ではないが、米半導体大手マイクロン・テクノロジー(@MU/U)が17日、第1四半期(9月〜11月)の決算を発表。売上高と予想が予想を上回った。第2四半期の調整後1株利益見通しについても予想を大幅に上回り、AIデータセンターの需要が拡大していると楽観されている。マイクロンの株価は10.2%高と急伸し、半導体やクラウドの関連銘柄に買いが波及した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち6業種が上昇。大型ハイテク株を含む情報技術(↑1.4%)が堅調だったほか、前日に下げの大きかった一般消費財(↑1.8%)やコミュニケーション(↑1.5%)、公益、資本財、ヘルスケアも買われた。個別では、前述したマイクロンのほか、半導体装置大手のラム・リサーチ(@LRCX/U)が6.3%高、メモリー大手のウエスタン・デジタル(@WDC/U)が5.3%高、コーヒーチェーン大手のスターバックス(@SBUX/U)が4.9%高と上げが目立っている。
一方、前日急伸したエネルギー(↓1.4%)のほか、生活必需品、不動産、金融、素材など5業種は下落。個別では、石油・ガス開発会社のダイヤモンドバック・エナジー(@FANG/U)が4.6%安、石油大手のコノコフィリップス(@COP/U)が2.9%安、金融情報ベンダーのファクトセット・リサーチ・システムズ(@FDS/U)が7.7%安などと値を下げた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
18日に公表された11月の消費者物価指数(CPI)に関しては、上昇率が市場予想を下回り、7月以来の低水準となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重視する食品・エネルギー価格を除いたコアCPIの上昇率も予想を下回り、21年3月以来の低い伸びにとどまっている。市場関係者からは1月の追加利下げの可能性も指摘され、18日の米債券市場では長期金利の指標となる10年債利回りが低下に転じた(債券価格は上昇)。また、ダウ平均の構成銘柄ではないが、米半導体大手マイクロン・テクノロジー(@MU/U)が17日、第1四半期(9月〜11月)の決算を発表。売上高と予想が予想を上回った。第2四半期の調整後1株利益見通しについても予想を大幅に上回り、AIデータセンターの需要が拡大していると楽観されている。マイクロンの株価は10.2%高と急伸し、半導体やクラウドの関連銘柄に買いが波及した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち6業種が上昇。大型ハイテク株を含む情報技術(↑1.4%)が堅調だったほか、前日に下げの大きかった一般消費財(↑1.8%)やコミュニケーション(↑1.5%)、公益、資本財、ヘルスケアも買われた。個別では、前述したマイクロンのほか、半導体装置大手のラム・リサーチ(@LRCX/U)が6.3%高、メモリー大手のウエスタン・デジタル(@WDC/U)が5.3%高、コーヒーチェーン大手のスターバックス(@SBUX/U)が4.9%高と上げが目立っている。
一方、前日急伸したエネルギー(↓1.4%)のほか、生活必需品、不動産、金融、素材など5業種は下落。個別では、石油・ガス開発会社のダイヤモンドバック・エナジー(@FANG/U)が4.6%安、石油大手のコノコフィリップス(@COP/U)が2.9%安、金融情報ベンダーのファクトセット・リサーチ・システムズ(@FDS/U)が7.7%安などと値を下げた。
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