2025/11/26 09:12
米国株大引け概況(詳報): 3日続伸、利下げ観測が支え 
25日のNY株式市場は、幅広いセクターが買われる展開。主要指標のダウ平均が前日比664.18ドル(1.43%)高の4万7112.45ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が153.58ポイント(0.67%)高の2万3025.59ポイントとそろって3日続伸で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、60.76ポイント(0.91%)高の6765.88ポイントと3日続伸で終了。50日移動平均線(6716ポイント)を上回って引けている。
追加利下げ観測が引き続き追い風。「FedWatch」ツールによると、12月FOMCでの利下げ確率は約84%に上っている。また、次期FRB議長の人事を巡り、トランプ氏の経済顧問であるケビン・ハセット氏が最有力候補との観測報道が流れたことも今後の緩和観測の支えになった。米国債は買われ、長期金利を代表する10年債利回りは3.99%(↓0.03ポイント)に低下。VIX指数(恐怖指数)は18.56(↓1.96)に下がっている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち8業種が上昇。ヘルスケア(↑2%超)の上げが目立ったほか、一般消費財、コミュニケーションなどの業種が軒並み1%余り上昇した。医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が3.72%高と連日で最高値を更新しているほか、同業のメルク(@MRK/U)が5.24%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.53%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が3.78%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.50%高、ホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が4.31%高と値を上げている。金利の低下を受け、住宅建設大手のDRホートン(@DHI/U)やレナー(@LEN/U)もそれぞれ5.78%、6.60%ずつ急伸した。
一方、エネルギーや公益、情報技術といった3業種は下落。「メタがグーグルのTPUを採用することに関心を示しているもよう」との報道でGPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.59%安、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が4.15%安と売られた。エヌビディア側は同報道後、「エヌビディアは業界の一世代先を進んでいる」と投稿している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
追加利下げ観測が引き続き追い風。「FedWatch」ツールによると、12月FOMCでの利下げ確率は約84%に上っている。また、次期FRB議長の人事を巡り、トランプ氏の経済顧問であるケビン・ハセット氏が最有力候補との観測報道が流れたことも今後の緩和観測の支えになった。米国債は買われ、長期金利を代表する10年債利回りは3.99%(↓0.03ポイント)に低下。VIX指数(恐怖指数)は18.56(↓1.96)に下がっている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち8業種が上昇。ヘルスケア(↑2%超)の上げが目立ったほか、一般消費財、コミュニケーションなどの業種が軒並み1%余り上昇した。医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が3.72%高と連日で最高値を更新しているほか、同業のメルク(@MRK/U)が5.24%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.53%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が3.78%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.50%高、ホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が4.31%高と値を上げている。金利の低下を受け、住宅建設大手のDRホートン(@DHI/U)やレナー(@LEN/U)もそれぞれ5.78%、6.60%ずつ急伸した。
一方、エネルギーや公益、情報技術といった3業種は下落。「メタがグーグルのTPUを採用することに関心を示しているもよう」との報道でGPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.59%安、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が4.15%安と売られた。エヌビディア側は同報道後、「エヌビディアは業界の一世代先を進んでいる」と投稿している。
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