2019/09/12 08:41
大引け概況(詳報):ダウ6日続伸、ナスダックは反発
11日のNY株式市場は、好地合いを継いで買われる展開。主要指標のダウ平均は6日続伸し、前日比227.61ドル(0.85%)高の2万7137.04ドルで引けた。ハイテク銘柄の比率が高いナスダック総合指数も4日ぶりに反発し、85.52ポイント(1.06%)高の8169.68ポイントで終了している。
ダウ平均を押し上げたのは、航空機大手のボーイング(@BA/U)とIT機器大手のアップル(@APPL/U)。それぞれ3.64%、3.18%ずつ上昇した。ボーイングに関しては、経営幹部が最新鋭機「737MAX」の運航再開時期について「今年10〜12月中の早い時期になる」との見通しを改めて表明したことが追い風だ。またアップルは、前日にiPhoneの新機種を発表したことや、11月から開始する動画配信サービスの料金を安く設定したことなどが好感されている。
米中貿易協議の進展に対する期待も支援材料。中国政府はこの日、追加関税の対象となる米国製品について、「抗がん剤や潤滑油など16品目を1年間除外する」と発表した。これ受けてトランプ大統領は、中国側の対応を「大きな動きだ」と評価している。
セクター別では、ヘルスケアの上げが目立つ。医薬品関連では、ジョンソン・エンド・ジョンソン(@JNJ/U)が1.25%上昇したほか、アッヴィ(@ABBV/U)が1.92%高、メルク(@MRK/U)が1.51%高、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(@BMY/U)が1.40%高と買われた。
情報技術も高い。半導体最大手のインテル(@INTC/U)が1.87%上昇したほか、クラウド・コンピューティング大手のセールスフォース・ドットコム(@CRM/U)が2.97%高、ネットワーク機器大手のシスコシステムズ(@CSCO/U)が1.67%高、半導体大手のテキサス・インスツルメンツ(@TXN/U)が1.21%高と値を上げている。
一方、クラウドセキュリティのゼットスケーラー(@ZS/U)は19.37%安と暴落。前日引け後に発表された20年7月期通期ガイダンスに関し、調整後の希薄化後EPSが市場予想を下回ったことなどが逆風だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ダウ平均を押し上げたのは、航空機大手のボーイング(@BA/U)とIT機器大手のアップル(@APPL/U)。それぞれ3.64%、3.18%ずつ上昇した。ボーイングに関しては、経営幹部が最新鋭機「737MAX」の運航再開時期について「今年10〜12月中の早い時期になる」との見通しを改めて表明したことが追い風だ。またアップルは、前日にiPhoneの新機種を発表したことや、11月から開始する動画配信サービスの料金を安く設定したことなどが好感されている。
米中貿易協議の進展に対する期待も支援材料。中国政府はこの日、追加関税の対象となる米国製品について、「抗がん剤や潤滑油など16品目を1年間除外する」と発表した。これ受けてトランプ大統領は、中国側の対応を「大きな動きだ」と評価している。
セクター別では、ヘルスケアの上げが目立つ。医薬品関連では、ジョンソン・エンド・ジョンソン(@JNJ/U)が1.25%上昇したほか、アッヴィ(@ABBV/U)が1.92%高、メルク(@MRK/U)が1.51%高、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(@BMY/U)が1.40%高と買われた。
情報技術も高い。半導体最大手のインテル(@INTC/U)が1.87%上昇したほか、クラウド・コンピューティング大手のセールスフォース・ドットコム(@CRM/U)が2.97%高、ネットワーク機器大手のシスコシステムズ(@CSCO/U)が1.67%高、半導体大手のテキサス・インスツルメンツ(@TXN/U)が1.21%高と値を上げている。
一方、クラウドセキュリティのゼットスケーラー(@ZS/U)は19.37%安と暴落。前日引け後に発表された20年7月期通期ガイダンスに関し、調整後の希薄化後EPSが市場予想を下回ったことなどが逆風だ。
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