2020/05/12 09:14
エヌビディアが最高値、ブローカーの目標株価引き上げで3%高
11日のNY株式市場では、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が前営業日比3.24%高の322.62ドルと6営業日続伸し、上場来高値を更新して取引を終えた。ブローカーが目標株価を大幅に引き上げたことなどが好感されている。
ニーダムは最新リポートで、エヌビディアを取り巻く好材料を3つ挙げ、「バイ」の投資判断を継続したうえで、目標株価を270→360ドル(↑33%)に上方修正した。2021年度(20年2月〜21年1月)の予想EPSを7.05→7.90ドルに引き上げている。
好材料の一つ目は、イスラエル通信ネットワーク機器大手メラノックスの買収を4月27日付で完了したこと。買収計画を発表した19年3月以降、メラノックスの業績が大きく改善したため(19年の売上高は約13億ドル、非GAAPベースの調整後・粗利益率が68.3%、調整後・営業利益が3億8400万ドル)、業績拡大に大きく貢献するとみている。
二つ目は、ゲーミング向けチップの需要拡大が期待されること。新型コロナウイルスの感染拡大による在宅時間の増加が追い風になったほか、「Call of Duty」「Madden NFL」「Battlefield」などの人気オンラインゲームで「レイトレーシング(次世代3DCG技術の1つ)」を採用するケースが増えたこともプラスだ。また、任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売増も支援材料となる。
三つ目は、最大の成長ドライバーであるデータセンター向けチップの需要拡大が期待できること。クラウドでのデータ消費量が急増したため、引き続きエヌビディアが恩恵を受けると見込んだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ニーダムは最新リポートで、エヌビディアを取り巻く好材料を3つ挙げ、「バイ」の投資判断を継続したうえで、目標株価を270→360ドル(↑33%)に上方修正した。2021年度(20年2月〜21年1月)の予想EPSを7.05→7.90ドルに引き上げている。
好材料の一つ目は、イスラエル通信ネットワーク機器大手メラノックスの買収を4月27日付で完了したこと。買収計画を発表した19年3月以降、メラノックスの業績が大きく改善したため(19年の売上高は約13億ドル、非GAAPベースの調整後・粗利益率が68.3%、調整後・営業利益が3億8400万ドル)、業績拡大に大きく貢献するとみている。
二つ目は、ゲーミング向けチップの需要拡大が期待されること。新型コロナウイルスの感染拡大による在宅時間の増加が追い風になったほか、「Call of Duty」「Madden NFL」「Battlefield」などの人気オンラインゲームで「レイトレーシング(次世代3DCG技術の1つ)」を採用するケースが増えたこともプラスだ。また、任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売増も支援材料となる。
三つ目は、最大の成長ドライバーであるデータセンター向けチップの需要拡大が期待できること。クラウドでのデータ消費量が急増したため、引き続きエヌビディアが恩恵を受けると見込んだ。
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