2019/10/07 08:36
大引け概況(詳報):大幅続伸、米失業率が半世紀ぶりの低水準
先週末4日のNY株式市場は、米景気後退への過度な警戒感が薄らぐ中で買われる展開。主要指標のダウ平均は大幅に続伸し、前日比372.68ドル(1.42%)高の2万6573.72ドル引けた。ハイテク銘柄の比率が高いナスダック総合指数も大きく買われ、110.21ポイント(1.40%)高の7982.47ポイントと続伸している。
米経済指標の堅調な内容が支援材料だ。米9月雇用統計は失業率が3.5%(市場予想は約3.7%)と約50年ぶりの低水準を記録。非農業部門の雇用者数は前月比13万6000人増と市場予想(約14万5000人増)に届かなかったものの、7月分と8月分が上方修正された。米経済指標は悪化傾向が続いていたが、景気急減速への懸念が後退する中で幅広い銘柄が買われている。
ダウ平均では指数を構成する30銘柄がすべて上昇。製薬大手のメルク(@MRK/U)が2.73%上昇したのをはじめ、保険大手トラベラーズ(@TRV/U)が2.28%高、消費財大手のプロクター&ギャンブル(@PG/U)が1.86%高と買われた。
セクター別では、情報技術の上げが目立つ。業務用ソフト大手のオラクル(@ORCL/U)が2.38%高と急伸したのをはじめ、クレジットカード大手のビザ(@V/U)が1.80%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.35%高、半導体最大手のインテル(@INTC/U)が1.78%と値を上げている。
金融も高い。ジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が2.17%上昇したほか、シティグループ(@C/U)が2.22%高、ゴールドマン・サックス(@GS/U)が1.80%高、ウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が1.51%高と買われた。
その他の個別動向では、IT機器大手のアップル(@APPL/U)が2.80%高と急伸。スマートフォン「iPhone」新型3機種の生産台数について、日本経済新聞が「廉価版を中心に当初計画から1割程度増やす見通し」と報じたことが追い風だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米経済指標の堅調な内容が支援材料だ。米9月雇用統計は失業率が3.5%(市場予想は約3.7%)と約50年ぶりの低水準を記録。非農業部門の雇用者数は前月比13万6000人増と市場予想(約14万5000人増)に届かなかったものの、7月分と8月分が上方修正された。米経済指標は悪化傾向が続いていたが、景気急減速への懸念が後退する中で幅広い銘柄が買われている。
ダウ平均では指数を構成する30銘柄がすべて上昇。製薬大手のメルク(@MRK/U)が2.73%上昇したのをはじめ、保険大手トラベラーズ(@TRV/U)が2.28%高、消費財大手のプロクター&ギャンブル(@PG/U)が1.86%高と買われた。
セクター別では、情報技術の上げが目立つ。業務用ソフト大手のオラクル(@ORCL/U)が2.38%高と急伸したのをはじめ、クレジットカード大手のビザ(@V/U)が1.80%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.35%高、半導体最大手のインテル(@INTC/U)が1.78%と値を上げている。
金融も高い。ジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が2.17%上昇したほか、シティグループ(@C/U)が2.22%高、ゴールドマン・サックス(@GS/U)が1.80%高、ウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が1.51%高と買われた。
その他の個別動向では、IT機器大手のアップル(@APPL/U)が2.80%高と急伸。スマートフォン「iPhone」新型3機種の生産台数について、日本経済新聞が「廉価版を中心に当初計画から1割程度増やす見通し」と報じたことが追い風だ。
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