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2020/03/16 10:18

週間相場見通し:新型コロナ動向にらみ乱高下か 無料記事

 今週のNY株式市場は、新型コロナウィルスの感染拡大と景気対策の動向をにらみながら荒っぽい値動きが続きそうだ。
 トランプ大統領が500億米ドルを新型コロナウィルス対策に充てる方針を発表したことで、先週末13日のマーケットは急騰したが(主要3指数がいずれも9%以上も上昇し、ダウは過去最大の上げ幅を記録)、引け後の時間外取引でダウ先物は一転して急落(制限いっぱいの5%安)。FRBが15日に1%の緊急利下げを発表したほか(実質ゼロ金利政策を導入)、7000億米ドル規模の量的緩和を決定したものの、すでに金利に関しては今週(17〜18日)予定されていたFOMCでの利下げが見込まれていたため、ポジティブ・サプライズと受け止められず、むしろ材料出尽くし感が強まった格好だ。
 週末13日のVIX指数が57.83と高い水準にあるように、マーケットの心理は引き続き不安定。したがって目先も、各国政府の対応をめぐって市場が一喜一憂することになる。
 新型コロナウィルスの感染拡大による経済的な悪影響も、依然としてマーケット最大の懸念材料。アナリストによる現時点の企業分析は、必ずしも業績悪化を充分に織り込んだとは言えないため、見通しの下方修正が相次ぐ可能性もあろう。


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