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2021/03/25 08:37

大引け概況(詳報):続落、ハイテク・グロース主導で売られる 無料記事

 24日のNY株式市場は、ハイテク株やグロース株の主導で売られる展開。主要指標のダウ平均とナスダック総合指数はそろって続落し、それぞれ前日比3.09ドル(0.01%)安の3万2420.06ドル、265.81ポイント(2.01%)安の1万2961.89ポイントで取引を終えた。
 この日は、IT大型株や成長株が安い。SNSのフェイスブック(@FB/U)が2.92%安、IT機器のアップル(@APPL/U)が2.00%安、Eコマースのアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.61%安、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.89%安に沈んだ。コロナ禍を追い風に株価を大きく伸ばしていたグロース株では、在宅フィットネス企業のペロトン・インタラクティブ(@PTON/U)が10.20%安、ハンドメイド製品向けマーケットプレイスのエッツィ(@ETSY/U)が9.33%安、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)のファストリー(@FSLY/U)が8.87%安、カメラアプリのスナップ(@SNAP/U)が8.60%安と売り込まれた。
 一方、エネルギー関連や景気敏感株は堅調。エネルギーセクターでは、原油先物価格の上昇(前日比約6%高)を受けシェブロン(@CVX/U)とエクソン・モービル(@XOM/U)が2.68%、2.03%ずつ買われている。また、EOGリソーシズ(@EOG/U)が4.15%高、コノコフィリップス(@COP/U)が2.90%高、シュルンベルジェ(@SLB/U)が2.81%高と値を上げた。
 景気敏感株では、ユナイテッド レンタルズ(@URI/U)が1.83%高、ハネウェル・インターナショナル(@HON/U)が1.74%高、キャタピラー(@CAT/U)が1.36%高、スリーエム(@MMM/U)が1.25%高と買われている。
 他の個別動向では、半導体製造装置のアプライド マテリアルズ(@AMAT/U)が4.06%高。前日引け後にインテルが「総額200億ドルを投じ、アリゾナ州に2工場を整備する」と発表した。これを受け、設備の納入が増えるとの期待で買われた。
 


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