2021/03/01 08:32
大引け概況(詳報): ダウ続落、ナスダックは反発
先週末26日のNY株式市場は、売り買いが交錯する展開。主要指標のダウ平均が前日比469.64ドル(1.50%)安の30932.37ドルと続落する一方、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数は72.92ポイント(0.56%)高の13192.35ポイントと反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとしているS&P500指数は前日終値を挟んで推移した後、18.19ポイント(0.48%)安の3811.15ポイントで引けている。
急上昇していた10年債利回りが1.4%台に下落したため、バリュー株・景気敏感株に利益確定売りが入った。利回り曲線(イールドカーブ)がフラット化したほか、米ドル指数の上昇で原油先物が3.2%下落している。
S&P500全11業種のうち、エネルギーや金融など8業種が下落した。石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)とシェブロン(@CVX/U)がそれぞれ2.49%、2.30%ずつ下落したほか、鉄鋼大手のUSスチール(@X/U)が5.57%安、鉱山開発大手のフリーポートマクモラン(@FCX/U)が4.96%安、金融大手のウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が3.70%安と値を下げている。
一方、大型IT銘柄の一角は強含み。Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.17%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.48%高、SNS大手のフェイスブック(@FB/U)が1.15%高と反発した。前日急落していた半導体関連銘柄にも買い戻し。メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が3.87%高、半導体設備大手のアプライド マテリアルズ(@AMAT/U)が3.74%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が3.06%高と値を上げた。
他の個別動向では、顧客管理ソフト大手のセールスフォース・ドットコム(@CRM/U)が6.31%安と大幅続落。前日引け後に発表した第4四半期(20年11月〜21年1月)業績や通期売上高見通しなどが上振れたものの、プラス材料視されなかった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
急上昇していた10年債利回りが1.4%台に下落したため、バリュー株・景気敏感株に利益確定売りが入った。利回り曲線(イールドカーブ)がフラット化したほか、米ドル指数の上昇で原油先物が3.2%下落している。
S&P500全11業種のうち、エネルギーや金融など8業種が下落した。石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)とシェブロン(@CVX/U)がそれぞれ2.49%、2.30%ずつ下落したほか、鉄鋼大手のUSスチール(@X/U)が5.57%安、鉱山開発大手のフリーポートマクモラン(@FCX/U)が4.96%安、金融大手のウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が3.70%安と値を下げている。
一方、大型IT銘柄の一角は強含み。Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.17%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.48%高、SNS大手のフェイスブック(@FB/U)が1.15%高と反発した。前日急落していた半導体関連銘柄にも買い戻し。メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が3.87%高、半導体設備大手のアプライド マテリアルズ(@AMAT/U)が3.74%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が3.06%高と値を上げた。
他の個別動向では、顧客管理ソフト大手のセールスフォース・ドットコム(@CRM/U)が6.31%安と大幅続落。前日引け後に発表した第4四半期(20年11月〜21年1月)業績や通期売上高見通しなどが上振れたものの、プラス材料視されなかった。
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