2021/06/23 08:28
米国株大引け概況(詳報): 続伸、ナスダックは最高値
22日のNY株式市場は、大型ハイテク株を中心に買いが継続する展開。主要指標のダウ平均が前日比68.61ドル(0.20%)高の3万3945.58ドル、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が111.79ポイント(0.79%)高の1万4253.27ポイントとそろって続伸して取引を終えた。ナスダックは過去最高値を更新している。
パウエルFRB議長の議会証言が支援材料。同証言では、市場が注目しているテーパリング(量的緩和の段階的縮小)など金融政策に関する新規材料が含まれなかった(刺激策のいくつかを取り除くことについて、議論を始める準備ができている――などと言及)。パウエルFRB議長は今後の経済見通しに関して強気であり、インフレが一時的なものになると主張している。「ハト派」的な発言を受け、長期金利を代表する10年債利回りは1.46%(↓0.03ポイント)に下がった。
セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が上昇(公益、REITは下落)。なかでも大型ハイテク株が含まれる一般消費財、情報技術、コミュニケーションなどのセクターが高い。特別セール「プライムデー(21〜22日)」を行っているEコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.49%高と値を上げたほか、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.10%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.27%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.49%高、SNS大手のフェイスブック(@FB/U)が2.03%高と買われている。マイクロソフトは上場来高値を更新し、アップルに次いで米企業として2番目の時価総額2兆ドルに到達した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
パウエルFRB議長の議会証言が支援材料。同証言では、市場が注目しているテーパリング(量的緩和の段階的縮小)など金融政策に関する新規材料が含まれなかった(刺激策のいくつかを取り除くことについて、議論を始める準備ができている――などと言及)。パウエルFRB議長は今後の経済見通しに関して強気であり、インフレが一時的なものになると主張している。「ハト派」的な発言を受け、長期金利を代表する10年債利回りは1.46%(↓0.03ポイント)に下がった。
セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が上昇(公益、REITは下落)。なかでも大型ハイテク株が含まれる一般消費財、情報技術、コミュニケーションなどのセクターが高い。特別セール「プライムデー(21〜22日)」を行っているEコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.49%高と値を上げたほか、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.10%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.27%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.49%高、SNS大手のフェイスブック(@FB/U)が2.03%高と買われている。マイクロソフトは上場来高値を更新し、アップルに次いで米企業として2番目の時価総額2兆ドルに到達した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。