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2021/06/22 08:17

米国株大引け概況(詳報): 反発、景気敏感株に買い戻し 無料記事

 週明け21日のNY株式市場は、景気敏感株・バリュー株を中心に買い戻される展開。主要指標のダウ平均が前営業日比586.89ドル(1.76%)高の3万3876.97ドルと6営業日ぶりに反発して取引を終えた。ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数も買われ、111.10ポイント(0.79%)高の1万4141.48ポイントとそろって反発して引けている。新規材料は特になかったものの、先週の株価下落を受けて、値ごろ感のある銘柄を買い戻す動きが入った格好だ。
 セクター別では、S&P500全11業種が全て上昇。なかでもエネルギーや金融、資本財、素材などの上げが目立つ。原油先物が3%弱上昇するなか、石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)とシェブロン(@CVX/U)がそれぞれ3.63%、2.93%ずつ上昇したほか、油田サービス大手のハリバートン(@HAL/U)とシュルンベルジェ(@SLB/U)がそれぞれ6.18%、5.85%ずつ値を上げた。
 このほか、金融大手のバンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)が2.50%高、ネット証券最大手のチャールズ・シュワブ(@SCHW/U)が4.17%高、航空機大手のボーイング(@BA/U)が3.34%高、重電大手のゼネラル・エレクトリック(@GE/U)が3.21%高と買われた。
 IT大手の一角も底堅い。IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.41%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.23%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.42%高と上昇した(マイクロソフトは過去最高値を更新)。一方、半導体銘柄の一角は逆行安。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.14%安、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が2.43%安、ザイリンクス(@XLNX/U)が3.33%安で引けた。


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