2019/03/20 08:37
大引け概況(詳報): もみ合い、ダウ小反落
19日のNY株式市場は、小幅なレンジ内で終日もみ合う展開。主要指標のダウ平均が前日比26.72ドル(0.10%)安の25887.38ドルと小幅ながら5営業日ぶりに反落する一方、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が9.47ポイント(0.12%)高の7723.95ポイントと小幅続伸して取引を終えた。
ハト派的な金融政策への期待が追い風になる一方、米中貿易協議について「中国側が積極的な姿勢を後退させている」と報じられたことが投資家心理をやや後退させた。ただウォールストリート・ジャーナルがこの日、「4月末の合意を目指し、来週に北京、再来週にワシントンで閣僚級の協議を開く方向で調整している」と報道。懸念と期待が入り混じるなか、方向感に乏しい展開だった。
セクター別では、ネット・ITが高い。Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.13%高、検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.17%高と堅調だったほか、半導体関連の上昇が目立った。半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が11.83%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が4.00%高、メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が1.92%高と値を上げている。AMDに関しては、グーグルがクラウドベースの新ゲーム事業「STADIA」を発表した際、同データセンターでAMDと共同開発したGPUを搭載することに言及したことが好感された。
一方、金融や資本財、公益などは軟調。証券大手のゴールドマン・サックス(@GS/U)が0.67%安、保険大手のバークシャーハサウェイ(@BRK .B/U)が0.74%安、電力大手のデューク エナジー(@DUK/U)が1.04%安と弱含んだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ハト派的な金融政策への期待が追い風になる一方、米中貿易協議について「中国側が積極的な姿勢を後退させている」と報じられたことが投資家心理をやや後退させた。ただウォールストリート・ジャーナルがこの日、「4月末の合意を目指し、来週に北京、再来週にワシントンで閣僚級の協議を開く方向で調整している」と報道。懸念と期待が入り混じるなか、方向感に乏しい展開だった。
セクター別では、ネット・ITが高い。Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.13%高、検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.17%高と堅調だったほか、半導体関連の上昇が目立った。半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が11.83%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が4.00%高、メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が1.92%高と値を上げている。AMDに関しては、グーグルがクラウドベースの新ゲーム事業「STADIA」を発表した際、同データセンターでAMDと共同開発したGPUを搭載することに言及したことが好感された。
一方、金融や資本財、公益などは軟調。証券大手のゴールドマン・サックス(@GS/U)が0.67%安、保険大手のバークシャーハサウェイ(@BRK .B/U)が0.74%安、電力大手のデューク エナジー(@DUK/U)が1.04%安と弱含んだ。
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