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2019/03/18 08:52

大引け概況(詳報):ダウ3日続伸、ナスダックも高い 無料記事

 先週末15日のNY株式市場は、ハイテク銘柄を中心に買われる展開。主要指標のダウ平均は3日続伸し、前日比138.93ドル(0.54%)高の2万5848.87ドルで引けた。ナスダック総合指数も買われ、57.62ポイント(0.76%)高の7688.53ポイントと反発している。
 この日は半導体セクターが相場をけん引。市場予想を上回るガイダンスを前日発表したブロードコム(@AVGO/U)が8.24%高と急伸したのをはじめ、アプライド マテリアルズ(@AMAT/U)が3.75%高、テキサス・インスツルメンツ(@TXN/U)が3.40%高、ラムリサーチ(@LRCX/U)が3.32%高、マイクロン・テクノロジー(@MU/U)が2.94%高、スカイワークス・ソリューションズ(@SWKS/U)が2.86%高と軒並み買われた。
 米中協議の進展報道も支援材料。米中協議を巡り、「劉鶴副首相がムニューシン財務長官らと電話で協議した結果、合意に向けて具体的な進展があった」と新華社が伝えた。
 前述の半導体セクター以外では、一般消費財セクターの上げが目立つ。Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.55%上昇したほか、ファストフード大手のマクドナルド(@MCD/U)が1.42%高、外食チェーン大手のヤム! ブランズ(@YUM/U)が1.94%高、ホテルチェーン大手のマリオット・インターナショナル(@MAR/U)が2.26%高と買われた。
 他の個別動向では、SNS大手のフェイスブック(@FB/U)が2.46%安と続落。最高製品責任者(CPO)ら幹部2人の退社を発表したことがマイナス材料視されている。


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