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2021/03/24 08:24

大引け概況(詳報): 反落、バリュー株・景気敏感株が安い 無料記事

 23日のNY株式市場は、バリュー株・景気敏感株を中心に売られる展開。主要指標のダウ平均が前日比308.05ドル(0.94%)安の3万2423.15ドル、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が149.84ポイント(1.12%)安の1万3227.70ポイントとそろって反落して取引を終えた。小型株を代表するラッセル2000は下げが大きく、81.16ポイント(3.58%)安の2185.69ポイントと急落している。
 景気正常化への過度な楽観が後退。欧州で新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、(フランス、イタリアに続き)ドイツもコロナ感染を抑え込むために都市封鎖(ロックダウン)を延長すると発表したことが懸念材料だ。景気正常化に向けて買われていた銘柄が売られている。原油先物が約6%下落したほか、長期金利を代表する10年債利回りも1.62%(↓0.07ポイント)に急低下した。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち8業種が下落。なかでも素材や資本財、金融、エネルギーなどのセクターで下げが目立つ。金融大手のバンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)が2.02%安、油田サービス大手のハリバートン(@HAL/U)が3.39%安、鉄鋼大手のUSスチール(@X/U)が8.86%安、鉱山開発大手のフリーポートマクモラン(@FCX/U)が8.03%安、航空機大手のボーイング(@BA/U)が3.97%安と値を下げた。
 ワクチン接種の進展に伴う景気正常化で買われていた銘柄も下落。百貨店大手のメイシーズ(@M/U)が9.51%安、旅行口コミサイト大手のトリップアドバイザー(@TRIP/U)が7.99%安、クルーズ大手のカーニバル・コーポレーション(@CCL/U)が7.82%安、航空大手のアメリカン・エアラインズ・グループ(@AAL/U)が6.55%安と軒並み急落した。
 一方、公益や生活必需品などディフェンシブセクターは堅調。再生エネルギー大手のネクステラ・エナジー(@NEE/U)が3.25%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が1.19%高、日用品大手のプロクター&ギャンブル(@PG/U)が1.86%高と買われた。大型ハイテク株も強含み、Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が0.86%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.67%高で引けている。


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