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2021/11/25 08:43

米国株大引け概況(詳報):ダウ小反落、ナスダックは3日ぶりに反発 無料記事

 24日のNY株式市場は、売り買いが交錯する展開。主要指標のダウ平均は前日比9.42ドル(0.03%)安の3万5804.38ドルと小幅ながら3日ぶりに反落したが、ナスダック総合指数は70.09ポイント(0.44%)高の1万5845.23ポイントと3日ぶりに反発して引けた。
 ダウ平均構成銘柄では、銀行を中心に金融関連の下げが目立つ。ゴールドマン・サックス(@GS/U)が1.76%下落したのをはじめ、トラベラーズ(@TRV/U)が0.80%安、ジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が0.78%安と売られている。また、統合テクノロジーのハネウェル・インターナショナル(@HON/U)と工業用素材・事務用品のスリーエム(@MMM/U)が1.75%、1.02%ずつ値を下げた。
 金融セクターなどが下げる一方、今週に入って軟調だったハイテク銘柄は持ち直し。半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が5.26%高と急伸したほか、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.92%高、半導体大手のインテル(@INTC/U)が1.34%高と買われた。また、クレジットカード大手のビザ(@V/U)とSNS大手のメタ・プラットフォームズ(元フェイスブック、@FB/U)が2.40%、1.13%ずつ上昇している。
 他の個別動向では、農機大手ディア・アンド・カンパニー(@DE/U)が5.32%高と急伸。同日発表された2021年8〜10月期決算で、希薄化後EPSが市場予想を上回ったことなどが追い風だ。
 なお、米株市場は25日が感謝祭の祝日で休場、26日が短縮取引となる。


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