2020/12/02 08:41
大引け概況(詳報): 反発、ナスダックとS&P500が最高値
1日のNY株式市場は、来年の経済動向に対する楽観的な見方が強まるなかで買い戻される展開。主要指標のダウ平均が前日比185.28ドル(0.63%)高の29823.92ドル、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が156.37ポイント(1.28%)高の12355.11ポイントとそろって反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も1.13%高の3662.45ポイントと買われ、ナスダックと同指数がともに最高値を更新している。
景気刺激策を巡る前向きな動きが報じられたほか、製薬大手のファイザー(@PFE/U)が欧州で新型コロナワクチンの承認を申請したこと、医療保険大手のユナイテッドヘルス・グループ(@UNH/U)やメモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が業績ガイダンスを上方修正したことなどが投資マインドを上向かせた。
セクター別では、S&P500全11業種のうち、資本財を除く10業種が上昇。なかでも大型IT銘柄への買いが目立った。IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が3.08%高、SNS大手のフェイスブック(@FB/U)が3.46%高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が2.83%高、検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.33%高と値を上げている。
半導体銘柄も高い。前述したマイクロン・テクノロジーが4.67%上昇し、2000年以来の高値を切り上げたほか、半導体大手のインテル(@INTC/U)が2.50%高、モバイル向け半導体大手のクアルコム(@QCOM/U)が2.78%高、半導体設備大手のラムリサーチ(@LRCX/U)が3.31%高と買われた。
一方、ワクチンの早期実用化が期待されるなか、「巣ごもり銘柄」の一角は反落。ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(@ZM/U)が15.06%安、クラウド型電子署名サービスのドキュサイン(@DOCU/U)が5.34%安、新興セキュリティソフトベンダーのクラウドストライク・ホールディングス(@CRWD/U)が3.77%安と値を下げた。ズーム・ビデオについては、前日発表した第3四半期(8〜10月)決算が上振れ、通期ガイダンスを上方修正したものの、利益確定売りに押された格好だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
景気刺激策を巡る前向きな動きが報じられたほか、製薬大手のファイザー(@PFE/U)が欧州で新型コロナワクチンの承認を申請したこと、医療保険大手のユナイテッドヘルス・グループ(@UNH/U)やメモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が業績ガイダンスを上方修正したことなどが投資マインドを上向かせた。
セクター別では、S&P500全11業種のうち、資本財を除く10業種が上昇。なかでも大型IT銘柄への買いが目立った。IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が3.08%高、SNS大手のフェイスブック(@FB/U)が3.46%高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が2.83%高、検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.33%高と値を上げている。
半導体銘柄も高い。前述したマイクロン・テクノロジーが4.67%上昇し、2000年以来の高値を切り上げたほか、半導体大手のインテル(@INTC/U)が2.50%高、モバイル向け半導体大手のクアルコム(@QCOM/U)が2.78%高、半導体設備大手のラムリサーチ(@LRCX/U)が3.31%高と買われた。
一方、ワクチンの早期実用化が期待されるなか、「巣ごもり銘柄」の一角は反落。ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(@ZM/U)が15.06%安、クラウド型電子署名サービスのドキュサイン(@DOCU/U)が5.34%安、新興セキュリティソフトベンダーのクラウドストライク・ホールディングス(@CRWD/U)が3.77%安と値を下げた。ズーム・ビデオについては、前日発表した第3四半期(8〜10月)決算が上振れ、通期ガイダンスを上方修正したものの、利益確定売りに押された格好だ。
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