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2022/09/20 14:19

米国株週間相場見通し:軟調地合い継続か 無料記事

 今週のNY株式市場は、米利上げペースの加速懸念で上値の重い展開が予想される。8
月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回る高水準になったこと、同月の小売売上高
が予想外の増加を示したこと――などを受けて、今週のFOMCで政策金利の0.75%以
上の引き上げがほぼ確実視される状況だ(一部では、1.00%の利上げ観測も見られ
る)。
 利上げペースの加速懸念は、FOMC後も燻り続ける可能性が高い。ターミナルレート
(利上げの最終到達点)について、これまで見込まれていた3.75〜4.0%程度にとど
まらず、4.5%になるとの見方も浮上しはじめた。
 また、米景気が想定ほど力強くないとの懸念も強まりつつある。物流大手フェデックス(@FDX/U)が先週、景況悪化を理由に通期利益見通しを撤回したことも一因。世界の物流業界で高いシェアを占める同社の業績は、世界経済の先行指標と見られているだけに、その雲行きが怪しくなってきたことには注意を要する。
 景気悪化の徴候は、債券市場でも見受けられる。先週末の米2年債利回りが3.86%ま
で上昇し、10年債利回りの3.44%を大きく上回る中、いわゆる逆イールド(長短金
利の逆転)の拡大によって景気後退(リセッション)のシグナルが出始めた格好だ。


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