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2020/02/27 14:25

新型肺炎懸念でダウ先物1.5%安、米国で感染経路不明の事例 無料記事

 米国で新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が強まるなか、米株先物(夜間取引)がマイナス圏で推移中だ。日本時間27日14時2分現在、ダウ先物が418.00ドル(終値比1.55%)安の26496.00ドルに下落している。
 米疾病対策センター(CDC)は26日(米国時間)、西海岸のカリフォルニア州で感染経路を確認できない新型コロナウイルスの事例を確認したと発表した。渡航歴やウイルス感染者との接触がなく、感染経路が不明であるため、「米国初の市中感染の可能性がある」と警鐘を鳴らしている。米国内での感染事例はこれで15件目となった(公式統計から除外されているクルーズ船の感染者42件、武漢での感染者3件を含めると全体で60件)。
 一方、トランプ大統領はこの日の記者会見で、米国内での新型コロナウイルスのリスクについて「(依然として)非常に低い」と懸念を否定。「適切なあらゆる手段でウイルスに対応する」と説明した。このほか、新型コロナウイルスの対策責任者には、ペンス副大統領を指名している。


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