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2020/01/20 10:19

週間相場見通し:強含みか 無料記事

今週のNY株式市場は、全体として底堅い値動きが見込まれる。外部に目立った悪材料が見当たらないうえ、米国国内の経済環境も悪くないためだ。(主要企業の10-12月期決算が好調な滑り出しを見せ、景気指標も軒並み良好)。ただ、テクニカル的に過熱感が強まっている点には注意を要する。

17日のNY市場は主要3指数がそろって最高値を更新。この日発表された12月住宅着工件数が大きく上振れて、13年ぶりの高水準になった。先週は米中通商協議の第一段階合意が調印されたことや、12月小売売上高や1月のNY連銀製造業景況指数やフィラデルフィア連銀景況指数がいずれも市場予想を大きく上回っている。

一方で、株高や景気改善観測が強まっているにもかかわらず、米長期金利の上昇は限定的。市場は大統領選を控えて、FRBが簡単に現在の緩和気味の金融政策を変更しないと見極めていると思われる。

主要企業の決算動向も悪くない。先週発表されたユナイテッド・ヘルスケアやモルガン・スタンレーの10-12月期業績が市場予想を上回った。また(台湾銘柄だがADRでも取引されている)半導体ファウンドリー世界最大手TSMCの決算・ガイダンスがそろって市場予想を上回るなか、半導体セクター全般のセンチメントも改善している。

もっとも、前述したようにテクニカル面では懸念が残る。特にナスダックの過熱感が気になるところ。17日時点の14日RSIは79.5まで跳ね上がり、過熱を示す70を大きく上回っている。過熱ゾーンの滞空時間も12月半ばから1か月を超えていることもあり、一定幅の調整が起こっても不思議でない状況だ。



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