今週4営業日（26日はクリスマス休暇）のNY株式市場は、利上げ長期化の警戒感が燻っていることに加え、クリスマス休暇シーズンで市場参加者が少ないこともあり、全体として上値の重い展開となりそうだ。
　足元の経済指標はまちまちで、金融引き締めに対する市場の思惑が交錯しているものの、利上げ長期化の懸念が大きく薄らぐ状態にはない。実際、米10年債利回りは再び上昇に転じ、先週末に3.74％台まで戻っている。
　外部環境も不透明。中国の新型コロナ感染爆発やウクライナ紛争の激化など、世界景気の悪化につながる材料が相次いでいる。


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