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2023/01/23 08:39

米国株大引け概況(詳報): 反発、大型ハイテク株が高い 無料記事

 先週末20日のNY株式市場は、大型ハイテク株を中心に買い戻される展開。主要指標のダウ平均が前日比330.93ドル(1.00%)高の3万3375.49ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が288.16ポイント(2.66%)高の1万1140.43ポイントとそろって反発して取引を終えた(ナスダックは3週連続の上昇)。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、73.76ポイント(1.89%)高の3972.61ポイントと反発している。
 第4四半期(10〜12月)の決算発表シーズンが始まるなか、昨年に株価が急落していたハイテク株が大きく買われた格好。前日引け後の決算で予想よりも多くの有料会員数を発表したネット動画配信大手ネットフリックス(@NFLX/U)が8.46%高と急伸したほか、従業員約1万2000人のリストラを発表したネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が5.34%高と値を上げた。ただ、米国債は売られ、2年債利回りが4.17%(↑0.04ポイント)、10年債利回りが3.48%(↑0.09ポイント)に上昇している。
 セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。なかでも大型ハイテク株が含まれるコミュニケーション(↑4%弱)、情報技術(↑2%超)、一般消費財(↑2%超)の3セクターで上げが目立った。前述したネットフリックス、アルファベットのほか、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が6.41%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が3.57%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.81%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.91%高と買われている。


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