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2020/06/02 08:43

大引け概況(詳報): ダウ反発、ナスダックは続伸 無料記事

 週明け1日のNY株式市場は、景気の先行きに対する楽観的な見方が続くなかで堅調な展開。主要指標のダウ平均が前日比91.91ドル(0.36%)高の25475.02ドルと反発したほか、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が62.18ポイント(0.66%)高の9552.05ポイントと続伸して取引を終えた。
 国内外でマイナス材料がくすぶるものの、米経済活動の再開による景気回復に期待が膨らみつつある状況。黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人の警察官から暴行を受けて死亡した事件をきっかけに全国的な抗議デモが広がっていること、「中国当局が米農産品の購入を一時停止するよう指示したもよう」と報じられたこと――などが逆風だが、投資家の楽観スタンスが上回った格好だ。
 S&P500全11業種のうち、ヘルスケアを除く10業種が軒並み上昇。大型IT銘柄のほか、エネルギーや金融などの上げが目立った。Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.17%高、SNS大手のフェイスブック(@FB/U)が3.03%高、IT端末大手のアップル(@AAPL/U)が1.23%高、銀行大手のシティグループ(@C/U)が3.21%高、石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)が1.78%高と値を上げている。
 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)で打撃を受けた銘柄群も買い戻される展開。旅行口コミサイト大手のトリップアドバイザー(@TRIP/U)が13.33%高、アパレル大手のギャップ(@GPS/U)が11.12%高、ホテル大手のマリオット・インターナショナル(@MAR/U)が7.38%高、クルーズ大手のロイヤル・カリビアン・クルーズ(@RCL/U)が7.27%高、航空大手のアメリカン・エアラインズ・グループ(@AAL/U)が5.81%高と急伸している。
 今週の決算発表を控えたクラウド企業の買いも目立つ。ビデオ会議アプリのズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(@ZM/U)が13.75%高、サイバーセキュリティのクラウドストライク・ホールディングス(@CRWD/U)が8.01%高、電子署名大手のドキュサイン(@DOCU/U)が5.35%高と買われた。
 一方、ヘルスケアは下落。主力の乳がん治療薬「イブランス」に絡む治験で失敗したファイザー(@PFE/U)が7.15%売られたほか、バイオ医薬大手のギリアド・サイエンシズ(@GILD/U)が3.43%値を下げた。


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