2024/06/12 08:37
米国株大引け概況(詳報): ダウ反落、アップル高でナスダックは続伸
11日のNY株式市場は、主要インフレ指標の発表などを控えてまちまちな展開。主要指標のダウ平均が前日比120.62ドル(0.31%)安の3万8747.42ドルと反落する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が151.02ポイント(0.88%)高の1万7343.55ポイントと続伸して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、14.53ポイント(0.27%)高の5375.32ポイントと続伸で引けている。ナスダックとS&P500はともに終値ベースの最高値を更新した。
引き続き、12日に発表される5月の消費者物価指数(CPI)、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控えてやや様子見ムードがくすぶる状態だが、一部大型ハイテク株の上昇が指数を底上げした。前日の開発者会議「WWDC」後に格上げされたIT機器大手のアップル(@AAPL/U)が7.26%高と急伸したことが市場の注目を集めている。また、10年債入札が堅調な結果に終わったことで、長期金利を代表する10年債利回りが4.40%(↓0.07ポイント)に下がったことも追い風となった。
セクター別ではS&P500全11業種のうち、大型ハイテク株を含む情報技術とコミュニケーションの2業種のみ上昇。前述したアップルのほか、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.12%高、決算発表を控えた半導体大手ブロードコム(@AVGO/U)が1.43%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が0.88%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が0.97%高と値を上げた。
一方、金融や公益、資本財など9業種は下落。金融大手のJPモルガン・チェース(@JPM/U)が2.63%安、クレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス(@AXP/U)が3.40%安、再生可能エネルギー大手のネクステラ・エナジー(@NEE/U)が5.50%安、航空機大手のボーイング(@BA/U)が2.43%安と値を下げている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
引き続き、12日に発表される5月の消費者物価指数(CPI)、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控えてやや様子見ムードがくすぶる状態だが、一部大型ハイテク株の上昇が指数を底上げした。前日の開発者会議「WWDC」後に格上げされたIT機器大手のアップル(@AAPL/U)が7.26%高と急伸したことが市場の注目を集めている。また、10年債入札が堅調な結果に終わったことで、長期金利を代表する10年債利回りが4.40%(↓0.07ポイント)に下がったことも追い風となった。
セクター別ではS&P500全11業種のうち、大型ハイテク株を含む情報技術とコミュニケーションの2業種のみ上昇。前述したアップルのほか、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.12%高、決算発表を控えた半導体大手ブロードコム(@AVGO/U)が1.43%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が0.88%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が0.97%高と値を上げた。
一方、金融や公益、資本財など9業種は下落。金融大手のJPモルガン・チェース(@JPM/U)が2.63%安、クレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス(@AXP/U)が3.40%安、再生可能エネルギー大手のネクステラ・エナジー(@NEE/U)が5.50%安、航空機大手のボーイング(@BA/U)が2.43%安と値を下げている。
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