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2024/11/01 08:59 NEW!!

米国株大引け概況(詳報): 続落、ナスダックは3%弱の下げ 無料記事

 10月31日のNY株式市場は、大型ハイテク株を中心に売りが膨らむ展開。主要指標のダウ平均が前日比378.08ドル(0.90%)安の4万1763.46ドルと3日続落し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が512.78ポイント(2.76%)安の1万8095.15ポイントと続落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、108.22ポイント(1.86%)安の5705.45ポイントと続落して引けている。
 前日引け後に決算発表したIT大手マイクロソフト(@MSFT/U)、SNS大手メタ・プラットフォームズ(@META/U)が急落したことで、投資家心理が悪化。大型ハイテク株を中心にリスクオフの流れとなった。市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は23.16(↑2.81)に上昇している。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が下落。大型ハイテク株を含む情報技術(↓3%超)、一般消費財(↓1%超)、コミュニケーション (↓1%超)などの下げが目立つ。弱いガイダンスが嫌気されたマイクロソフトが6.05%安、設備投資の急増見通しを警戒されたメタ・プラットフォームズが4.09%安と売り込まれたほか、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が4.72%安、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.28%安と急落した。他の半導体銘柄も軒並み売られ、SOX指数は4.01%下落している。
 一方、公益とエネルギーの2セクターは逆行高。石油大手のコノコフィリップス(@COP/U)が6.37%高、 電力・ガス大手のエクセル・エナジー(@XEL/U)が5.96%高、同業のエンタジー(@ETR/U)が15.16%高と急伸した。


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