2024/09/09 08:45
米国株大引け概況(詳報): 急落、大型ハイテク株が安い
先週末6日のNY株式市場は、成長減速懸念で売られる展開。主要指標のダウ平均が前日比410.34ドル(1.01%)安の4万345.41ドルと続落し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が436.83ポイント(2.55%)安の1万6690.83ポイントと反落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、94.99ポイント(1.73%)安の5408.42ポイントと4日続落で引けている。
この日発表された8月雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比14万2000人増にとどまり(市場予想:約16万5000人増)、6月分・7月分についても下方修正されるという結果。ただ、失業率が4.2%(↓0.1ポイント)にやや下がり、平均時給も前月比0.4%増えるなど(市場予想:約0.3%増)、9月FOMCで0.5%の利下げがされると想定されるほど弱い内容でもなかった。弱いデータを受けて、米国債が買われる一方(利回りは低下)、市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は22.38(↑2.48)に上昇している。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が下落(REITのみほぼ横ばい)。なかでも大型ハイテク株を含むコミュニケーション(↓3%弱)、一般消費財(↓3%弱)、情報技術(↓2%強)の下げが大きかった。ガイダンスの下振れで通信半導体大手のブロードコム(@AVGO/U)が10.36%急落したことを受け、特に半導体関連が安い。エヌビディア(@NVDA/U)が4.09%安、アドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が3.65%安、クアルコム(@QCOM/U)が3.37%安と値を下げている。また大型テック株も売りに押され、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が8.45%安、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.65%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が4.02%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が3.21%安と売り込まれた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
この日発表された8月雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比14万2000人増にとどまり(市場予想:約16万5000人増)、6月分・7月分についても下方修正されるという結果。ただ、失業率が4.2%(↓0.1ポイント)にやや下がり、平均時給も前月比0.4%増えるなど(市場予想:約0.3%増)、9月FOMCで0.5%の利下げがされると想定されるほど弱い内容でもなかった。弱いデータを受けて、米国債が買われる一方(利回りは低下)、市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は22.38(↑2.48)に上昇している。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が下落(REITのみほぼ横ばい)。なかでも大型ハイテク株を含むコミュニケーション(↓3%弱)、一般消費財(↓3%弱)、情報技術(↓2%強)の下げが大きかった。ガイダンスの下振れで通信半導体大手のブロードコム(@AVGO/U)が10.36%急落したことを受け、特に半導体関連が安い。エヌビディア(@NVDA/U)が4.09%安、アドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が3.65%安、クアルコム(@QCOM/U)が3.37%安と値を下げている。また大型テック株も売りに押され、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が8.45%安、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.65%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が4.02%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が3.21%安と売り込まれた。
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