2024/06/05 08:35
米国株大引け概況(詳報): 上昇、利下げ観測が支え
4日のNY株式市場は、大型株を中心に底堅い展開。主要指標のダウ平均が前日比140.26ドル(0.36%)高の3万8711.29ドルと反発し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が28.38ポイント(0.17%)高の1万6857.05ポイントと続伸して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数は、7.94ポイント(0.15%)高の5291.34ポイントと小幅続伸で引けている。ただ、小型株を代表するラッセル2000指数は25.74ポイント(1.25%)安の2033.94ポイントと下落した。
前日に続き、朝安後に買い戻される流れ。成長の減速や企業業績の悪化に対する懸念が重しとなる一方、利下げ開始への期待が支援材料となっている。この日発表された4月のJOLT求人件数は805万9000件と下振れ、労働需要が鈍化していることを示唆。原油先物が続落し、相対的に安全な米国債が買われた(金利は低下)。
セクター別では、S&P500全11業種のうち6業種が上昇。生活必需品やヘルスケアのほか、大型ハイテク株を含む情報技術やコミュニケーションなどのセクターが強含んだ。会員制・倉庫型店舗販売大手のコストコ・ホールセール(@COST/U)が1.47%高、飲料大手のコカ・コーラ(@KO/U)が1.60%高、医療保険大手のユナイテッドヘルス(@UNH/U)が1.62%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.25%高、ソフトウェア大手のアドビ(@ADBE/U)が2.13%高と値を上げている。
一方、景気動向に敏感な素材やエネルギー、資本財など5業種は下落。石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が1.55%安、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が4.50%安、鉄鋼大手のニューコア(@NUE/U)が3.38%安、産業部品メーカーのイートン(@ETN/U)が2.56%安と値を下げた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日に続き、朝安後に買い戻される流れ。成長の減速や企業業績の悪化に対する懸念が重しとなる一方、利下げ開始への期待が支援材料となっている。この日発表された4月のJOLT求人件数は805万9000件と下振れ、労働需要が鈍化していることを示唆。原油先物が続落し、相対的に安全な米国債が買われた(金利は低下)。
セクター別では、S&P500全11業種のうち6業種が上昇。生活必需品やヘルスケアのほか、大型ハイテク株を含む情報技術やコミュニケーションなどのセクターが強含んだ。会員制・倉庫型店舗販売大手のコストコ・ホールセール(@COST/U)が1.47%高、飲料大手のコカ・コーラ(@KO/U)が1.60%高、医療保険大手のユナイテッドヘルス(@UNH/U)が1.62%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.25%高、ソフトウェア大手のアドビ(@ADBE/U)が2.13%高と値を上げている。
一方、景気動向に敏感な素材やエネルギー、資本財など5業種は下落。石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が1.55%安、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が4.50%安、鉄鋼大手のニューコア(@NUE/U)が3.38%安、産業部品メーカーのイートン(@ETN/U)が2.56%安と値を下げた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。