2024/03/08 08:48
米国株大引け概況(詳報): 続伸、S&P500は最高値を更新
7日のNY株式市場は、大型ハイテク株を中心に買いが続く展開。主要指標のダウ平均が前日比130.30ドル(0.34%)高の3万8791.35ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が241.84ポイント(1.51%)高の1万6273.38ポイントとそろって続伸して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、52.60ポイント(1.03%)高の5157.36ポイントと続伸で引けている。S&P500指数は過去最高値を切り上げた(ナスダック総合指数も場中では最高値を更新)。
ソフトランディングシナリオが進行中。上院で行われたパウエルFRB議長の議会証言は、前日に続き特にサプライズ発言も無く、「米経済が想定通りに進めば年内の利下げが適切になる可能性が高い」との見解を繰り返した。また米国のほか、ECB(欧州中央銀行)が今年後半に利下げを行う可能性が出てきていることもプラス材料と受け止められている。米国債はやや買われ、2年債利回りが4.50%(↓0.05ポイント)、10年債利回りが4.08%(↓0.02ポイント)と下がった。
セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が軒並み上昇。特に大型ハイテク株を含む情報技術、コミュニケーション、一般消費財などの上げが目立った。前日に続き半導体銘柄が買われ、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が4.47%高、通信半導体大手のブロードコム(@AVGO/U)が4.22%高、モバイル向け半導体大手のクアルコム(@QCOM/U)が4.66%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が3.25%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.02%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.91%高と値を上げている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ソフトランディングシナリオが進行中。上院で行われたパウエルFRB議長の議会証言は、前日に続き特にサプライズ発言も無く、「米経済が想定通りに進めば年内の利下げが適切になる可能性が高い」との見解を繰り返した。また米国のほか、ECB(欧州中央銀行)が今年後半に利下げを行う可能性が出てきていることもプラス材料と受け止められている。米国債はやや買われ、2年債利回りが4.50%(↓0.05ポイント)、10年債利回りが4.08%(↓0.02ポイント)と下がった。
セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が軒並み上昇。特に大型ハイテク株を含む情報技術、コミュニケーション、一般消費財などの上げが目立った。前日に続き半導体銘柄が買われ、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が4.47%高、通信半導体大手のブロードコム(@AVGO/U)が4.22%高、モバイル向け半導体大手のクアルコム(@QCOM/U)が4.66%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が3.25%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.02%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.91%高と値を上げている。
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