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2024/09/24 08:49 NEW!!

米国株大引け概況(詳報): 小幅上昇、ダウとS&P500は最高値 無料記事

 週明け23日のNY株式市場は、総じてやや強含む展開。主要指標のダウ平均が前営業日比61.29ドル(0.15%)高の4万2124.65ドルと3日続伸し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が25.95ポイント(0.14%)高の1万7974.27ポイントと反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、16.02ポイント(0.28%)高の5718.57ポイントと小反発で引けている。終値ベースではダウ平均とS&P500ともに過去最高値を小幅に更新した。
 大幅利下げで好調だった先週の勢いが継続中。S&Pグローバルがこの日発表した9月製造業PMIが47.0(市場予想:約48.6)と悪化傾向が続いているものの、米経済の「ソフトランディング」に対する期待で買われる動きが小幅ながら続いた形だ。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち8業種が上昇。景気動向に敏感なエネルギーや素材、資本財のほか、一般消費財や公益など幅広いセクターが買われた。石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が1.81%高、航空機大手のボーイング(@BA/U)が1.96%高、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が1.37%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.93%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.19%高、電力会社のヴィストラ(@VST/U)が3.48%高と値を上げている。
 一方、ヘルスケアやコミュニケーション、情報技術といった3業種は弱含み。大型ハイテク株の一角が軟調で、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が0.76%安、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.40%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が0.95%安と値を下げた。


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