2024/05/24 08:54
米国株大引け概況(詳報): 続落、金利上昇が逆風
23日のNY株式市場は、朝高の後に売りに押される展開。主要指標のダウ平均が前日比605.78ドル(1.53%)安の3万9065.26ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が65.51ポイント(0.39%)安の1万6736.03ポイントとそろって続落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、39.17ポイント(0.74%)安の5267.84ポイントと続落で引けている。
前日引け後に発表されたGPU大手エヌビディア(@NVDA/U)の決算が上振れたことで、朝方の主要指数は高く寄り付いたものの、買いの勢いが続かなかった。米景気指標の堅調さで、早期利下げ期待が後退していることが逆風。この日発表されたS&Pグローバルの5月PMIが大きく上振れたほか、週間の新規失業保険申請件数も市場予想より低い水準だった。米国債は売られ、2年債利回りが4.94%(↑0.07ポイント)、10年債利回りが4.48%(↑0.06ポイント)と上昇している。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が下落(情報技術のみ逆行高)。前述したエヌビディアが9.32%高と急伸したものの、幅広いセクターが軒並み売られた。IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が2.11%安、半導体大手のインテル(@INTC/U)が4.26%安、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が3.54%安、航空機大手のボーイング(@BA/U)が7.55%安と値を下げている。エヌビディアに連れ高していた半導体株・AI関連株も反転し、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が3.08%安、サーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューター(@SMCI/U)が2.96%安と売り込まれた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日引け後に発表されたGPU大手エヌビディア(@NVDA/U)の決算が上振れたことで、朝方の主要指数は高く寄り付いたものの、買いの勢いが続かなかった。米景気指標の堅調さで、早期利下げ期待が後退していることが逆風。この日発表されたS&Pグローバルの5月PMIが大きく上振れたほか、週間の新規失業保険申請件数も市場予想より低い水準だった。米国債は売られ、2年債利回りが4.94%(↑0.07ポイント)、10年債利回りが4.48%(↑0.06ポイント)と上昇している。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が下落(情報技術のみ逆行高)。前述したエヌビディアが9.32%高と急伸したものの、幅広いセクターが軒並み売られた。IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が2.11%安、半導体大手のインテル(@INTC/U)が4.26%安、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が3.54%安、航空機大手のボーイング(@BA/U)が7.55%安と値を下げている。エヌビディアに連れ高していた半導体株・AI関連株も反転し、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が3.08%安、サーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューター(@SMCI/U)が2.96%安と売り込まれた。
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