2024/11/18 09:07
米国株大引け概況(詳報): 続落、利下げ期待の後退が続く 
先週末15日のNY株式市場は、大型ハイテク株などを中心に総じて売られる展開。主要指標のダウ平均が前日比305.87ドル(0.70%)安の4万3444.99ドルと続落し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が427.53ポイント(2.24%)安の1万8680.12ポイントと4日続落で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、78.55ポイント(1.32%)安の5870.62ポイントで引けている。
「トランプトレード」後に利下げ期待の後退が続く流れ。前日に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が「利下げを急ぐ必要はない」とややタカ派的な発言をしたことに続き、この日は主要経済指標が堅調な結果。10月の小売売上高が前月比0.4%増と市場予想(約0.3%増)を上回ったほか(9月分も上方修正)、11月のNY連銀製造業指数も31.2(市場予想:約0)と前月のマイナス11.9から大きく改善した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち8業種が下落。大型ハイテク株を含む情報技術、コミュニケーション、一般消費財の3業種に加え、ヘルスケアや生活必需品などが下げた。IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が2.79%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が3.26%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が4.00%安、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が4.19%安、医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が5.09%安と売り込まれている。売上高ガイダンスが振るわなかった半導体装置大手のアプライド・マテリアルズ(@AMAT/U)が9.20%安と急落したことで、他の半導体関連銘柄が軒並み安。同業のラム・リサーチ(@LRCX/U)が6.34%安、半導体EDAソフト大手のシノプシス(@SNPS/U)が5.03%安と売られた(SOX指数は3.42%安)。
一方、公益や金融など3業種は上昇。金融大手のJPモルガン・チェース(@JPM/U)が1.42%高、ウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が2.12%高、電力大手のヴィストラ(@VST/U)が2.67%高、ドミニオン・エナジー(@D/U)が2.56%高と値を上げた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
「トランプトレード」後に利下げ期待の後退が続く流れ。前日に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が「利下げを急ぐ必要はない」とややタカ派的な発言をしたことに続き、この日は主要経済指標が堅調な結果。10月の小売売上高が前月比0.4%増と市場予想(約0.3%増)を上回ったほか(9月分も上方修正)、11月のNY連銀製造業指数も31.2(市場予想:約0)と前月のマイナス11.9から大きく改善した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち8業種が下落。大型ハイテク株を含む情報技術、コミュニケーション、一般消費財の3業種に加え、ヘルスケアや生活必需品などが下げた。IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が2.79%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が3.26%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が4.00%安、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が4.19%安、医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が5.09%安と売り込まれている。売上高ガイダンスが振るわなかった半導体装置大手のアプライド・マテリアルズ(@AMAT/U)が9.20%安と急落したことで、他の半導体関連銘柄が軒並み安。同業のラム・リサーチ(@LRCX/U)が6.34%安、半導体EDAソフト大手のシノプシス(@SNPS/U)が5.03%安と売られた(SOX指数は3.42%安)。
一方、公益や金融など3業種は上昇。金融大手のJPモルガン・チェース(@JPM/U)が1.42%高、ウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が2.12%高、電力大手のヴィストラ(@VST/U)が2.67%高、ドミニオン・エナジー(@D/U)が2.56%高と値を上げた。
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