2024/08/26 08:45
米国株大引け概況(詳報): 反発、利下げ期待の高まりで
先週末23日のNY株式市場は、利下げ期待を追い風に買われる展開。主要指標のダウ平均は前日比462.30ドル(1.14%)高の4万1175.08ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が258.44ポイント(1.47%)高の1万7877.79ポイントとそろって反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、63.97ポイント(1.15%)高の5634.61ポイントと反発して引けている。小型株を代表するラッセル2000指数は、68.67ポイント(3.19%)高の2218.70ポイントと急伸した。
この日はパウエルFRB議長が「ジャクソンホール会議」で、利下げが近いことを示唆したことがプラス材料。具体的な時期や幅には言及しなかったが「(金融)政策を調整する時期が来た」と述べるなど、9月に利下げが行われることをほぼ認める形となった。長期金利を代表する10年債利回りは3.80%(↓0.05ポイント)に下落し、市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は15.86(↓1.69)に低下している。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。REITや大型ハイテク株を含む一般消費財、情報技術、景気動向に敏感なエネルギー、素材など幅広いセクターが買われた。利下げ期待で自動車や住宅関連の上げが目立つ。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.59%高、自動車大手のゼネラル・モーターズ(@GM/U)が4.54%高、ホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が2.80%高、住宅建設大手のDRホートン(@DHI/U)が3.26%高と値を上げた。また、クルーズ会社も買われ、ノルウェージャン・クルーズ・ライン(@NCLH/U)とカーニバル(@CCL/U)がそれぞれ7.76%、7.51%ずつ上昇している。このほか、来週の決算期待で、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)も4.55%上昇した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
この日はパウエルFRB議長が「ジャクソンホール会議」で、利下げが近いことを示唆したことがプラス材料。具体的な時期や幅には言及しなかったが「(金融)政策を調整する時期が来た」と述べるなど、9月に利下げが行われることをほぼ認める形となった。長期金利を代表する10年債利回りは3.80%(↓0.05ポイント)に下落し、市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は15.86(↓1.69)に低下している。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。REITや大型ハイテク株を含む一般消費財、情報技術、景気動向に敏感なエネルギー、素材など幅広いセクターが買われた。利下げ期待で自動車や住宅関連の上げが目立つ。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.59%高、自動車大手のゼネラル・モーターズ(@GM/U)が4.54%高、ホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が2.80%高、住宅建設大手のDRホートン(@DHI/U)が3.26%高と値を上げた。また、クルーズ会社も買われ、ノルウェージャン・クルーズ・ライン(@NCLH/U)とカーニバル(@CCL/U)がそれぞれ7.76%、7.51%ずつ上昇している。このほか、来週の決算期待で、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)も4.55%上昇した。
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